読書日誌941−950 (05/03/20-05/03/27)


941 パンドラ・アイランド  大沢 在昌(05/03/20)

942 語り女たち  北村 薫(05/03/20)

943 六番目の小夜子  恩田 陸(05/03/21)

944 殺人現場はその手の中に  柄刀 一(05/03/21)

945 リリアとトレイズT  時雨沢 恵一  また、前後編。なのかな。 アリソンの次世代。 序章は多分、まんま『アリソンV』なので、既読の人は読み飛ばせる。 リリアはアリソンに似てるみたいだけど、トレイズは両親のどちらともいえないみたいですね。 まぁ、そのへんはどーでもいいけど、二人ともちゃんと飛行機を操縦できるようで、 今後その活躍が楽しみです。(05/03/23)

946 桜姫  近藤 史恵(05/03/24)

947 泳ぐのに、安全でも適切でもありません  江國 香織(05/03/26)

948 消える密室の殺人  柴田 よしき  密室の謎も共犯者もまぁ、ずばり分かってしまうので、謎は正太郎が、何故気づいたか。 気づかなかったか。かなぁ。 ニオイに意外と敏感ということが書いてありながら、何故気づかないんだ??? ひとみさん、意外ともてますね。 なのに、寅さんみたい。 トーマの話も出てくる。 でも、後発作を先に読んでいるので、結末は知っているため、それはそれ。 今回は、サスケと浅間寺は登場せず、正太郎は初対面?の猫たちの助けを借りて奔走する。 なかなか、猫考がおもしろかった。 野良の能力とか、見えないものをみる能力とかの考察が。 もちろん、猫から見た人間も。(05/03/26)

949 モロッコ水晶の謎  有栖川 有栖  「推理合戦」は笑えます。 他の作品がおもしろいながらも、事件を扱っただけあって、後味がおもかったりするところもあるけど、これは、ただ笑える。 「ABCキラー」は既刊のアンソロジーに収められたものだそうで、こびとはこのアンソロジーも買ってるので、そのうち、そちらでもお目にかかるんだろうなー。 「ABCキラー」「助教授の身代金」では、大阪、京都、滋賀、兵庫各府県警察のみなさんが登場してそれもおもしろい。 覚えられないけど、脇役の準レギュラーもちゃんと?忘れられることなく順番に出てくるようで楽しいです。 表題作では片桐さんが仕事してるし。 「モロッコ水晶の謎」はうーん。博奕。(05/03/27)

950 火の神の暑い夏  柄刀 一  南美希風がまた活躍する。 というか、そろそろ、彼のシリーズというべきなんでしょうか。 警備のしっかりした保養施設というクローズド・サークル。 限られた登場人物。 誰が隙をついたのか。つかなかったのか。 動機もクリアでないのに、明らかに殺されている。 密室?の仕掛けや犯人に見当はつきながらも、どの動機がこの殺人を招いたのか。 というのがよくわかりませんでした。 なので、謎解きの部分で、伏線的に提示されていた秘密?が暴かれるのがおもしろかった。 この長さがよかったと思います。(05/03/27)


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2005/04/03更新