読書日誌971−977 (05/06/02-05/??/??)


971 レイン レイン・ボウ  加納 朋子(05/06/02)

972 13羽の怒れるフラミンゴ  ドナ・アンドリュース  シリーズ第3弾。 第2弾を買ったのに、見当たらないので、とりあえず読んでしまった。 とりあえず、第2弾を知らなくても別に楽しめた。 あいかわらず、主人公の周囲の人は強烈に個性的。 第1弾では一瞬しか登場しなかったマイクの母も大活躍。(05/??/??)

973 苦い祝宴  S.J.ロザーン  リディアが語り手の第4弾。 中国からの移民がどんな風に住み分けているのか。 移民同士の関係はどんな感じなのか。 それとなーく、リディアを通して語られる断片がおもしろいです。 事件は深刻ですが。(05/??/??)

974 目下の恋人  辻 仁成  明るい短篇集ではない。 いつ読んだか忘れたが、記憶に残っているのは表題作だけ。 人間は感情の生物なのに、理屈をつけると生きていくのが大変だなぁ。 という短編が多かったような。(05/??/??)

975 泣く大人  江國 香織  再読。だと思うんだけど、出版年月が最近だからそうでもないかも。 なんとなく記憶にひっかかる章もあればそうでないのもあり。 「泣かない子供」とタイトルを対にしたのかなー。(05/??/??)

976 間宮兄弟  江國 香織  恋愛小説。なんだろうか。 不足をしらないと充足が分からない。ってことでしょうか。 彼らはとても充足しているように思えます。 最後の章に励まされた人、慰められた人は大勢いると思う。(05/??/??)

977 松浦純菜の静かな世界  浦賀 和宏  どれが誰のモノローグなのか。 それがわかるにつれ、パズルのピースがはまり始めるという感じ。 あまり、静かな世界ではなかったような。 本人も結構賑やか。 主人公二人をつないだ人物がどうもそれだけになってしまったような。 どうなってるんだ。どうなるんだ。と、ハラハラしているうちにあっという間に読み終わりました。(05/??/??)


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07/07/25更新