サンタクロースのせいにしよう

収録作品  あなただけを見つめる  サンタクロースのせいにしよう  死を言うなかれ  犬の足跡  虚構通信フィクション・コール  空飛ぶマコト  子どものけんか

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若竹 七海  一九六三年東京生まれ。立教大学文学部史学科卒業。九一年「ぼくのミステリな日常」でデビュー。 他の著作に「八月の降霊会」「水上音楽堂の冒険」「スクランブル」「ヴィラ・マグノリアの殺人」などがある。

集英社文庫(集英社) 文庫 1999年11月25日第1刷・2000年4月8日第3刷 438円 イラスト 杉田比呂美 デザイ ン 渡辺和雄 解説 大森望 1995年8月集英社より刊行(bk1 amazon

初出  「小説すばる」 あなただけを見つめる(1992年8月号) サンタクロースのせいにしよう(1993年1月号)  死を言うなかれ(1993年4月号) 犬の足跡(1993年7月号) 虚構通信(1993年10月号) 空飛ぶマコト(1994年 1月号) 子どものけんか(1994年4月号)

一戸建てを二人でシェア、料理さえ作れば家賃はタダ。そんなおいしい話を見逃す手はない――。というわけで、気はいいけれど変わり 者のお嬢様・銀子さんの家に居候することになった私。しかし、引っ越し早々、幽霊は出るわ、ゴミ捨て場の死体騒動に巻き込まれるわ… …なぜかトラブルが続発。郊外の平凡な住宅地を舞台に、愛すべき、ちょっと奇妙な隣人たちが起こす事件を描くミステリ短編集。(裏表 紙)

ぼくの ミステリな日常』登場していた、「夏見」の友人で主人公の岡村柊子と松江銀子の話。もちろん、夏見も登場する。「虚構通信」では 、銀子の妹と夏見の友人が知り合いだったりするし。これはこれで、シリーズのようになるのか?幽霊にまでちゃんと謎解きがあるという 、かなりおいしい1冊。


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2005/02/27更新