ぼくらの気持 No.687
そーかー。『タナトス・ゲーム』を読んだ時、どうもこれには下書きがあったような気がする。とか思ってたら、これか。だいぶ違うけ ど。作中の栗本薫クンが作家デビューする前の話。評論を書いているという…。まさに著者の経歴をなぞろうとしているところみたいです 。ま、著者の栗本サンは、事件にいちいち巻き込まれてはいなかったと思うけどね。当時の年収2億5千万って…。と、想像してみたが、 考えてみれば、そのあと不況なんだからあまり価値、変わってないかなぁ。どうでしょう。(03/12/04)
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栗本 薫
講談社文庫 く 2 2(講談社) 文庫 昭和56年8月15日第1刷発行・昭和57年7月20日第3刷発行 380円 カバ ー装画 和田誠 解説 二上洋一
年収なんと二億五千万円の人気少女マンガ家が殺された……。「ぼくらの時代」のKTV連続殺人事件から二年経ち、ヤスヒコは今少女 マンガ雑誌の編集者。彼の担当のマンガ家が惨殺され、嫌疑は彼にかけられる。我らの薫と信の二人は親友の無実を証明すべく真相究明に 乗りだす……。<「ぼくらの時代」Part2>(裏表紙)
bk1、Amazonとも表紙画像な
し。こびとの本は『ぼくらの時代』よりこっちのが古い。最後のページに「190」と書いてあるので、多
分古本屋で190円で買ってきたんじゃないかと。さらに『ぼくらの世界』になると、100円の値札が裏
表紙に貼りっぱなし。それにしても、息の長〜いシリーズと言えるでしょう。一応、完結したのかなぁ。ラストに「ホテル・カリフォルニ
ア」が流れます。好きな曲だ。
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2005/01/02更新