「戸隠の愛」殺人事件 The "Togakushi no Ai" Murder Case No.251

詰め将棋版も呼んでみたい気がする。吉村達也が登場していたとなると。惨劇5部作以前は、そんなにカラーが統一されていなくて混沌 としていてもいいと思うんだけど、これも全面改稿で以後のシリーズへの踏石のような感じもする。ばん。と、戸隠一体の地図が最初につ いているので、その辺が詳しく描かれるのか?と思ったら、舞台はほとんど東京でした。戸隠神社へは去年行ったけど、奥社へ行ったら時 間が遅くなって、中社は樹齢八百年の三本杉を見たかったんだけど、真っ暗でどれがどーなのかよくわかんなかった。また行きたい 。(02/04/28)

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吉村 達也  1952年 東京都生まれ

徳間文庫 よ 6−2(徳間書店) 文庫 1994年2月15日初刷・1996年8月25日7刷 524円 カバーデザイン 亀海 昌次 カバー印刷 近代美術(株) 1991年9月徳間書店より刊行された『そして殺人がはじまった』(bk1 amazon)を改題、全面改稿

資産家の姉妹に襲いかかる惨劇!事件の裏にひそむ家族の愛憎…。(巻末の最新刊案内)

資産家・松平将史の長女が、世田谷区成城の豪邸で、顔を潰されて殺された。ついで次女は長野市郊外の霊泉寺湖畔で毒殺。さらに…… 。 次々と起こる一族の悲劇! はたして犯人は近親者の中にいるのか! 事件の謎をとく鍵は、三年前に戸隠神社で変死した母親に?  前作に続き、ラストでの鮮やかなドンデン返しふたたび! オリジナル版から内容を一新した朝比奈耕作シリーズ、文庫第二弾登場。(裏 表紙)

愛子さんだから、「戸隠の愛」なのか ???タイトルの意味がちょっと採れない。それにしても、どーゆーおっさんや。こいつ。あ。戸隠神社はいいとこです。特に奥社の杉並 木はすごい。あれだけ見に行ってもいいくらい。琴・吟・景・京と将棋にちなんだ名前の娘たち。##その周りに 龍馬がいたら、こりゃもー。兄弟でしょ。##ここで、平田が巻き込まれたことになっている、連続舌切り殺人事件ってのが、前作 、『「伊豆の瞳」殺人事件』らしい。ここにも、尾車教授と朝比奈耕作の往復書簡が納められている。 ##朝比奈の推理、教授譲り?##『そして殺人がはじまった』を全面改稿。らしい。bk1、Amazo nとも表紙画像なし。


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2005/03/08更新