「伊豆の瞳」殺人事件　The "Izu no Hitomi" Murder Case　Ｎｏ．２５０

初出を全面改稿しただけあって、その後のシリーズへの伏線になるような箇所がみられたけど、最初はどうだったんだろーか？後ろから 読んでしまっているので、かなり、トートツに思われる箇所がたくさんあった。最初から読んでればそれはそれで、すんなり飲み込めたの かなぁ？何年後かに忘れた頃に今度は最初から読んでみよーかなー。お。朝比奈耕作がワープロの使い方を知ってる。(02/04/28)

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吉村　達也　　１９５２年　東京都生まれ

徳間文庫　よ　６−１（徳間書店）　文庫　１９９４年１月１５日初刷　５８３円　カバーデザイン　亀海昌次　カバー印刷　近代美術 （株）　自作解説　１９９１年４月徳間書店より刊行された『私が私を殺す理由（わけ）』（bk1　amazon）を改題、全面改稿

嵐の夜、湖畔の山荘に殺人者が。意表を衝くラストの大逆転！（巻末の最新刊案内）

その水面に天城の山々を映し出すところから名づけられた「伊豆の瞳」――ロマンティックな呼び名を持つ一碧（いっぺき）湖を臨む山荘で、背筋も凍る異常な殺人が発生！　死体を抱えた血まみれの男を間近に目撃した女性の証 言から、殺人者の身長は一七〇センチかそれ以下と推定された。疑われた男は三人、除外された男が一人……。意外な結末は、いったいど ちらに転がるのか？　朝比奈耕作シリーズの記念すべき第一弾登場！（裏表紙）

最初の被害者が殺された理由が哀しい 。朝比奈耕作シリーズには珍しく？＃＃あまり家族内の人間関係が直接の動機になってない。＃＃って、シ リーズ第１作からそんなんだったらもう。『私が私を殺す理由』を全面改稿して＃＃犯人まで変えちゃった 。＃＃という本作。そうやって見ると、いかにも、とってつけたような。尾車教授とのやりとり（桜や朝比奈のメイク）も、５部作 への流れを作る形にこの作品を位置付けたかったという意図が伺われる。実のところ、どーだかはしらんけど。ｂｋ１、Ａｍａｚｏｎとも 表紙画像なし。

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2005/03/08更新