悪いうさぎ

悪いうさぎ　Ｎｏ．２５５

葉崎市を舞台とした話があったり、葉村探偵が出てきたり。若竹さんは「葉」という字がお好きなだろーか？まぁ、偶然なんだろーけど。杉田比呂美さんのかわいらしいイラストとタイトルからは想像できないハードな葉村探偵の活躍でした。(02/05/01)

若竹　七海

文藝春秋　単行本　２００１年１０月１５日第１刷　１，８１０円　装幀　大久保明子　装画　杉田比呂美　２００４年７月文春文庫刊行（bk1　amazon）

「あの子、身寄りもいないし、いなくなっても心配するのはあたしらだけ。消えたら消えたまんまじゃん、それって怖いよね」　好評の女探偵・葉村晶シリーズ、待望の長篇！（帯）

少女たちはどこに消えたのか　家出した女子高生ミチルを連れ戻す仕事を引き受けた私はミチルの友人たちが次々に行方不明になっていると知って調査を始める。　傑作長篇ミステリー（帯）

動機の怖さ、頼りなさ、犯行のマヌケさ＃＃（うさぎの耳つけた人間を追っかけまわすのを冷静に想像したら、マヌケ以外のなにもんでもない。）＃＃、人間の怖さを極めて冷静に描いてる。もー、ほんと、あっさりと。タイトルがまた。またまたまた。Ａｍａｚｏｎは表紙イメージなし。

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2004/09/23更新