クールキャンデー

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若竹 七海  一九六三年、東京生まれ。立教大学卒業後、業 界紙等を経て九一年『ぼくのミステリな日常』でデビュー。構成の妙、トリックの完成度、そして作品中に溢(あふ)れる瑞々(みずみず)しい感性で根強いファンを持つ。主な著書に『 海神(ネプチューン)の晩餐』『スクランブル』『八月の降霊会』『遺品』『名探偵は密航中』『依 頼人は死んだ』『古書店アゼリアの死体』など、多数。

特別書き下ろし作品 推理小説 祥伝社文庫 わ 6−1(祥伝社)ミステリー NPN 813 文庫 平成12年11月10日初版 第1刷 381円 カバーデザイン ランドリーグラフィックス 金台康春 カバーイラスト ノグチユミコ 祥伝社文庫創刊十五周年記 念 特別書き下ろし作品

(なぎさ)、14歳。人生最悪の夏休み。兄貴がストーカーを殺したって!?(帯)

「兄貴は無実だ。あたしが証明してやる!」誕生日と夏休みの初日を明日に控え、胸弾(はず )ませていた中学生の渚(なぎさ)。だが、愉(たの )しみは儚(はかな)く消えた。ストーカーに襲われ重態だった兄嫁が他界し、さらに、同 時刻にそのストーカーも変死したのだ。しかも、警察は動機充分の兄良輔(りょうすけ)を殺人犯と して疑っている! はたして兄のアリバイは? 渚は人生最悪のシーズンを乗り切れるか?(裏表紙)

またまた葉崎市のオハナシ。今度は、 「ヴィラ・マグノリア」の住人の鬼頭典子が主人公のバイト(じゃなくてお手伝い)先の古書店の店主として登場。ラスト今までよりさら にひねりが加わって、強烈に幕を閉じる。気が合う兄妹ってのも。Amazonは表紙イメージなし。しかし、ふたりのお母さん、いい味 出してるわ。


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2004/09/23更新