閉ざされた夏 No.339
若竹七海の夏の本を続けて読んでいる。学芸員の生活。どんなんだろう。取るだけは取った学芸員免許。んでも、さっさと働きたかった ので、違う仕事について、今にいたる。展示考えたりとか楽しそーだけどな。まぁ、どんな仕事も楽しそうな一面はある。(多分)架空の 文学者、その記念館。彼の軌跡の辿るうちに生れる謎、解決。おもしろかった。(02/08/01)
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若竹 七海 1963年7月生まれ、東京都出身。立教大学 文学部史学科卒。デビュー作『ぼくのミステリな日常』(東京創元社)が注目される。将来が期待される大型新人である。
講談社 単行本 1993年1月29日第1刷 1,456円 装幀 水田秀穂 1998年7月講談社文庫刊行(bk1 amazon)
フレッシュな感覚で描く 大型新人の青春推理! 夭折した天才作家の記念館で起こった殺人事件。 錯綜する謎に挑む若い学芸員とミ ステリ作家の兄妹。(帯)
昭和初期に彗星のごとく現れ、文壇に旋風を巻きおこした文学者・高岩青十。彼の業績を展示する「高岩青十記念館」では、秋の当別展 を控え学芸員たちは、連日準備に大忙し。 そのさなかに、奇妙な放火未遂事件が連続する。あたかも、惨劇を予告するがごとく……。 閉ざされた空間≠フ中での殺人と、若い世代の心情をイキの良い文体で描いた青春推理の快作!(帯)
まず、学芸員という設定が面白いなと
思う。しかも、文学記念館。美術館とか、企業博物館じゃなくて、ぶんがくきねんかん。の、学芸員にミステリ作家の妹。掴みはオッケー
。って感じ。オープンな密室の謎だ。bk1もAmazonも画像イメージなし。
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2004/09/23更新