殺意は幽霊館やかたから　天才・龍之介がゆく！　Ｎｏ．９０ ５

怖い話が苦手な龍之介が果敢にも霊現象？に立ち向かう。って、シリーズのいつもの展開か？今回、なんと、容疑者になってしまう光章 と一美。の、ピンチに龍之介はどう応える？龍之介観察日記がないのが残念。でも、相変わらず一美さんに体重の話などして、ボケぶりを 発揮してます。(04/02/03)

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柄刀　一　　本書の主人公・天地龍之介の活躍する『殺意は砂 糖の右側に』『幽霊船が消えるまで』（祥伝社ノン・ノベル）には、驚天動地のトリックが盛り沢山。一九九八年に鮎川賞の最終候補作『 ３０００年の密室』でデビューして以来、科学的な着想、ロマン溢れる作風で常に読者に驚きを与えている。軽妙な本書でも意表をつくト リックが満載。一九五九年、北海道生まれ。

本格推理書下ろし　祥伝社文庫　ミステリー　つ　４−１（祥伝社）　文庫　平成１４年６月２０日初版第１刷発行　本体３８１円＋税 　カバーデザイン　中原達治　カバーイラスト　緒方剛志

駿河（するが）湾沿いの温泉地。天地龍之介（あまちりゅうのす け）と光章（みつあき）、長代一美（ながしろかずみ ）は、地元で幽霊館（やかた）と呼ばれる廃ビルに浮上する女の幽霊を目撃した。こわごわ と館に潜入しさらに驚愕。今度は三階の窓から落下する幽霊が。翌日、女性の死体が発見された。なんと殺人現場はその幽霊館、しかも犯 行時間も彼らが居た時刻だった！　一転、容疑者となった彼らのピンチを、ＩＱ一九〇の龍之介はいかに救う！？（裏表紙 ）

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2005/03/27更新