事故係 生稲昇太いくいなしょうたの多感 No.840
No.783の『交通警察の夜』と同時期に借りて向こうは読み終わったけど、こちらは一旦返したので、久しぶりに続きを読む。まぁ 、前回読み終われなかっただけあって、それなりの内容。というか、合う合わないだなぁ。主人公と合いませんから。1、2話が割と好き です。あとは、なんというか、人情ものなのか、事件ものなのかというあたりの、匙加減が著者と合わないので、違和感を感じてうまく楽 しめない感じでした。でも、おもしろいタイプだと思います。(04/11/08)
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首藤 瓜於 一九五六年栃木県生まれ。上智大学法学部卒。 会社勤務等を経て、二〇〇〇年、『脳男』で第46回江戸川乱歩賞受賞。同作は二〇〇〇年度の週刊文春ミステリーベスト10で第一位と なった。これが待望の受賞第一作となる。
講談社 単行本 2002年3月29日第1刷発行 1,700円(税別) 装幀 緒方修一 装画 松尾たいこ 初出 「小説現 代」2000年10月号〜2001年11月号
警察小説の新境地 江戸川乱歩賞受賞第一作 昇太、22歳。独身。愛宕(おたぎ)南署交通 課巡査。事故処理のプロを目指して、まずは交通整理から。 正義は負ける、こともある。(帯)
愛宕南署の人々 見目(けんもく) 昇太とコンビを組む先輩。何事にもクールで周りから一目 置かれている。 生稲昇太 巡査だった父親の仕事ぶりを見て警察官になった。不器用ながら正義漢。 大西 碧(みどり) 南署のマドンナ。見目と付き合っている。 松田 次長。部下におごったことがないので、あだなは「 ケチ松」。 二杉(にすぎ) 交通課事故係の係長。無口だが現場処理のエキスパート。(帯 )
あいかわらず警察は好きじゃない。と
くに交通課。主人公が固定なので、『交通警察の夜』より一人の警察官がどんな風に事故に関
わっているのかということが分かりやすかったと思います。
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2004/11/19更新