クレオパトラの夢 No.730

年が同じきょうだいって不思議だな。という話。でもないか。でも、それが印象に残った。そして、人間って、あらゆる機会を出会いの 場にするんだな。とかさー。いろいろ。好きなタイプの話。(04/02/29)

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恩田 陸  1964年宮城県生まれ。早稲田大学教育学部卒 業。1991年『六番目の小夜子』が第3回日本ファンタジーノベル大賞の最終候補作に選ばれ、デビューする。その後、ミステリー、ホ ラー、SF、ファンタジーなど幅広いジャンルの作品を発表し、読者の熱い支持を得る。著書に『ネバーランド』『MAZE』『ドミノ』 『黒と茶の幻想』『ねじの回転』『まひるの月を追いかけて』などがある。

双葉社 単行本 2003年11月5日第1刷発行 1,400円 装丁 川又淳 初出 「小説推理」’02年7、9、11 月号、’03年1、5、7月号に掲載された作品に加筆、訂正

追い求めているものは「伝説」なのか? 北国の街に交錯する、密やかな思惑と駆け引き。恩田陸の無限のイメージが、遠い記憶を呼び 覚ます(帯)

##クレオパ トラはワクチンじゃなくてウィルス##という予想は大当たりでしたが、まぁ。なぜ、この事件がしつこく描写されるのか、と思い ながらもテキトーに読み飛ばした##都市区画整理後の大火事##にそんな意味があったとは。前作?とい うか、前の恵弥登場作『MAZE』同様、答えは、ない。


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2005/02/06更新