ふたたび赤い悪夢 No.693

不思議だ。なぜ、またか。と思いながら、読んでしまうのだろう。法月警視が息子に発破かけするのも気に入らないし、綸太郎はもっと 気に入らないし、綸太郎が考えることはもっと気に入らないが、とりあえず、読んでしまうのはなぜだろう。ラストは、過去の作品をそこ まで細かく覚えてなかったのでよくわからんかった。読み返す気にもなれないし。でも、著者の作品があったら、とりあえず、読んじゃう んだろうなぁ。買わないけどさ。不思議な反応だ。(03/12/08)

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法月 綸太郎

講談社文庫(講談社) 文庫 1995年6月15日第1刷・1997年7月15日第4刷 解説 笠井潔 献辞 ――西村頼子の霊前 に捧げる

順番としては、『一の悲劇』の後に刊行されているけれど、内容は、『雪密室』の登場人物が 出てきたり、綸太郎がぐずぐずと『頼子のために』を引きずっていたりと、法月主人公の話と、主人公は 別にいて、探偵役のみをつとめる話とは別シリーズのような感覚なのだろうか。(出版社も違うし)カバー行方不明のため、詳細はオンラ イン書店をご覧下さい。bk1は表紙画像なし。


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2005/02/22更新