四季 夏 The Four Seasons Red Summer No.835
ううううーん。完全にクロニクルになってきたね。どうなのよ。この表紙にミステリィってつけるのはさ。春はまだ、他のシリーズを読 んでない人もおもしろいとおもうけど、これは、読んでからじゃないと、なんなのさ。という感じですね。『すべてがFになる』に逆に矛 盾を感じてしまったので、また読んでみようかな。というところです。まぁ、冬まで読んでから。(04/11/04)
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森 博嗣 1957年愛知県生まれ。現在、国立某大学の工 学部助教授。
優美なる佇まい、森ミステリィ 講談社ノベルス(講談社) 新書 2003年11月5日第1刷発行 800円(税別) ブックデザ イン 熊谷直人 カバーデザイン 辰巳四郎
私がしようとしていることは、私が決めたこと。私は、しようと思ったことを、しなかったことは一度もないわ。(表紙)
取り替えられる夏(見返し)
優美なる佇まい、森ミステリィ 真賀田四季、13歳。神に近い支配力をもつ天才が『F』に至る世界を創る!(巻末の最新刊案内 )
米国から帰国した真賀田四季(まがたしき)は13歳。すでに、人類の中で最も神に近い、真の 天才として世に知られていた。叔父、新藤清二(しんどうせいじ)と行った閉園間近の遊園地で、四 季は何者かに誘拐される。瀬在丸紅子(せざいまるべにこ)との再会。妃真加(ひまか)島の研究所で何が起こったのか? 『すべてがFになる』で触れられなかった真相が今、明らかになる!( 裏表紙)
##じゃあ、
おじさん殺しちゃだめじゃん!四季さん!##とp260で思いました。##紅子さんの子供が創平、七夏
の子供が節子(だっけ?)##というのはなんとなく予想してましたが、じゃあ、なんで、「林警部」なんだろう???と、思って
いたら、びっくり。##犀川林なのっか?##というか、他にどう解釈してよいのかわからなかったんだけ
ど。『捩れ屋敷の利鈍』とか短篇とかで、時間的にどの辺りになるのかわからなくなっちゃいました。とこ
ろで、Vシリーズを読んでいる時は、##携帯電話嫌いなんだな。##となんとなく思っていたけど、そう
いうわけではなかったということで。そういう仕掛けが上手ですね。欠落を感じさせない。逆に、S&Mシリーズに出てきてびっくりした
。
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2004/09/12更新☆