森博嗣の浮遊研究室 MORI Hiroshi's Floating Laboratory No.684
どうも、昔の日記を読んでいたせいか、これが今年の発売だということがピンとこない。しかし、内容は、一昨年から去年にかけて。あ ぁ、あったなぁ。サッカーのワールドカップとか。など。そうか、登場人物の名前が地名だとわからない人もいるのか。と、いうか、そう いう人のほうが多いのかも。そうだよなぁ。とか。そんな感じで。(03/11/29)
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森 博嗣 1957年愛知県生まれ。 某国立大学の工学部 助教授職の傍ら、96年『すべてがFになる』(講談社文庫)で第1回メフィスト賞を受賞して作家でビュー。受賞作をはじめとする「犀 川・萌絵シリーズ」で一躍人気作家に。主な著書は『黒猫の三角』(講談社文庫)などの「瀬在丸紅子(V)シリーズ」や『女王の百年密 室』(幻冬舎)、『墜ちていく僕たち』(集英社)、『スカイ・クロラ』(中央公論新社)、『奥様はネットワーカ』(メディアファクト リー)など、多数。現在、『WEB ダ・ヴィンチ』(http://www.mf-davinci.com)にて、「森博嗣の浮遊研究室」を連載中。 ホームペ ージ/「森博嗣の浮遊工作室」 http://www001.upp.so-net.ne.jp/mori/
ダ・ヴィンチ ブックス(メディアファクトリー) 単行本 2003年3月30日初版第1刷 1,700円 イラスト コジマケ ン ブックデザイン・大路浩実・植松美紀(ゼロクターヴ http://www.o-ctave.co.jp)
『WEB ダ・ヴィンチ』の人気連載がついに単行本化! 日常の中にあふれる非本格ミステリィに森助教授&浮遊研究室の面々が挑み ます。単行本オリジナル企画あり、連載時のクイズ・解答もすべて掲載、コジマケンの描き下ろしイラストも多数収録。(帯)
どうして、指でちぎったガムテープでポスタを貼って平気なんでしょうね、これ。 指でちぎった、というところが、解決編で指紋が問 題になったときのための伏線なのよ! 上前津君みたいにそう思う人がいるからこそ、指でちぎっても、きちんと繊維の方向に切れる布テ ープが作られたのだろうね。あの紙のガムテープにも、そういう工夫が欲しいよね。 なんというか、人によって見えないものがあるみた いだね。特に、自分でやったことは見えにくいというか……。たとえば、煙草を吸う人は、吸い殻が見えにくいし、犬が好きな人は、犬の 毛が見えにくい。そういう都合の良いフィルタがかかってるんじゃないでしょうか。 なるほど、気にしないのではなく、そういう状態を 認識できていないのですね。 そうそう。居酒屋でおしゃべりしている人たちも、自分の声のヴォリュームに気づいていない。ヴォリュー ムが調節できることも忘れているよね。 ――本文より――(帯)
日々の疑問を、同じように抱いている
人を発見したり、耳の痛い話があったりいろいろです。これ、まだ連載しているようですね。すごいなぁ。
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2004/09/12更新