ウェブ日記レプリカの使途 I Say Essay Everyday No.652

そうか。今年でた本だったのか。好きなものの話はナルホドでした。そうそう。好きなジャンルほど、なんとも思ってない人より、嫌い なものも存在するんだよね。って、具体例は自分には思いつかないけど。著者は鉄道模型は好きだけど、鉄道に乗ることにそれほど興味は ないそうで、自分はその逆なので、例えがわかりやすかっただけか。模型そのものには燃えませんが、SLとかに乗って、チョロQは買っ たりします。集めているというより乗車記念ですが。(03/09/28)

森 博嗣のページへ 作品名順一覧 うへ 読書日誌へ bk1 amazon


森 博嗣  1957年、愛知県生まれ。 某国立大学工学部 助教授にしてミステリィ作家。 1996年、『すべてがFになる』(第1回メフィスト賞受賞)でデビュー。 同作に始まる<犀川・萌 絵シリーズ>は広範な支持を得て、一躍人気作家となる。 ホームページアドレス http:///www001.upp.so-net.ne.jp/mori/

幻冬舎 単行本 2003年2月27日第1刷発行 1,900円 カバーイラスト+本文マンガ スズキユカ ブックデザイン 鈴木 成一デザイン室 2004年2月幻冬舎より幻冬舎文庫として刊行(bk1 amazon

起筆から三年、脱稿後二年を寝かせた 熟成こくまろエッセイ。 Hypercult Essay(帯)

自分で書くのもおこがましいけれど、このシリーズは、最も森博嗣そのもの、本人の思考と生活に一番近い内容がここに含まれているこ とを保証する。これだけのものは、将来には決して出ないだろう。すべての部品が、ここに(未整理のまま)納められている。まるで、壊 れたおもちゃが詰まったジャンク・ボックスだが、見る方向によっては一瞬、宝石のような光も見える。将来、エッセイのネタに困ったと きには、過去のこの日記をぱらぱらと倦(Kaiju注:「捲」の誤植?)れば、必ず何か思いつく(思い 出す)だろう。(帯)

なんか、哲学書めいたところもあった ような。読んでいてオソロシイことは、なんだか、自分もバンバン買い物をするという副作用が起こることです。こえーなーもう。稼ぎが 全然違うんだから、引き締め緊縮(二重か?)財政!


著者名順一覧 も 本棚    
2004/11/21更新