工学部・水柿助教授の日常 Ordinary of Dr. Mizukaki No.409
収録作品 第一話 ブルマもハンバーガも居酒屋の梅干で消えた鞄と博士たち 第二話 ミステリィ・サークルもコンクリート試験 体も海の藻屑もくずと消えた笑えない津市の史的指摘 第三話 試験にまつわる封印その他もろもろを今さら蒸 し返す行為の意義に関する事例報告及び考察(「これでも小説か」の疑問を抱えつつ) 第四話 若き水柿君の悩みとかよりも客観的な ノスタルジィあるいは今さら理解するビニル袋の望遠だよ 第五話 世界食べ歩きとか世界不思議発見とかボルトと机と上履きでゴー( タイトル短くしてくれって言われちゃった)
笑った。くすくす。とかじゃなくて、「っぶぶっ!」って感じで。どういうジャンルの作品だと位置付ければいいんでしょうね。別にエ ッセイでも自叙伝でもないしね。自伝的小説?とか?あ。自伝的ミステリィ?(02/11/18)
笑える。(読書日誌401−410へのコメント)
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森 博嗣 1957年、愛知県生まれ。 某国立大学工学部 助教授にしてミステリィ作家。 1996年、『すべてがFになる』(第1回メフィスト賞)でデビュー。 同作に始まる<犀川・萌絵シ リーズ>全10作は ミステリィマニア以外にも広範な支持を得て、一躍人気作家となる。 ホームページアドレス http:///www03.u-page.so-net.ne.jp/ya2/cita/index.html
幻冬舎 単行本 2001年1月10日発行 1,500円 挿画 大竹茂夫「天体の運行について」 ブックデザイン 鈴木成一デザ イン室 2003年2月幻冬舎より幻冬舎ノベルスとして刊行(bk1 amazon)
初出 「ポンツーン」(幻冬舎) 第一話(1999年5月号) 第二話(1999年11月号) 第三話(2000年5月号 ) 第四話(2000年10月号) 書き下ろし 第五話
全国の助教授ファンに捧ぐ 真摯な若手研究家が 日常の謎に挑む! (騙されたと思って読めば 、そのとおり騙されること間違いなし)(帯)
新・M〔水柿〕&S〔須磨子〕シリーズ、スタート! 水柿君33歳。のちにミステリィ作家となるが、いまはN大学工学部助教授であ る。専門は建築学科の建築材料。しばしば独身と間違われるが、須磨子さんというミステリィ好きの、二つ年下の奥さんがいる。水柿君は 、いつしか自分の身の回りで起こるなにげない細ささやかな不思議を、須磨子さんに披露するようになっていた。 水柿君の周りには、ほのぼのミステリィがいっぱい。今日もまた、あれが消え、これが不思議、そいつは変だ、誰かなんとかしろ!と謎は 深まる……。(帯)
タイトルからして、自伝的小説か、エ
ッセイのようなもの。と思っていたので、##帯に騙された。え?マジ?新シリーズ??って。でも、続刊の予定
があるらしいので、シリーズと言えばシリーズ?##そうそう。教壇に立ったことがある人間なら誰でもわかると思うが、意外と後
ろの方は見渡せている。逆に、最前列の端の方は結構死角。あー、でも、もう、こんなことを覚えても役に立てる機会がない。うぅ
。
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2004/09/12更新