耳をすます壁 THE LISTENING WALLS No.246
この事件によって、ブランドン夫妻はどーなるんだろーな。うーん。タイトルがいーですね。耳をすます壁。耳をすましてんのは人間な んだけどさ。「殺す風」も動名詞+名詞。だったな。得意のタイトル法則なんだろーか。(02/04/22)
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Margaret Millar マーガレット・ミラー
創元推理文庫(東京創元社) 文庫 1990年2月23日初版・1991年3月15日再版 485円 訳 柿沼瑛子 Art Di rection 吉永和哉 Cover Design 岩郷重力+WONDER WORKZ. Photograph 中野史子 解 説 柿沼瑛子 献辞 ヴェラ・クーパー、手紙の主へ
"Oh God, I'm dying - I can't breathe・・・" Her groans reached the broom closet, and Consuela pressed against the listening wall, as still and alert as a lizard on a sunny rock.(表紙)
エイミーとウィルマ――対照的な性格の二人のアメリカ人女性。その年不運続きだったウィルマは、すべての厄災を振りきるため、友人 のエイミーを誘ってメキシコへと出かけた。だが、何かが狂った。滞在が続くうち二人の仲は不協和音をたてはじめ、やがて一人はホテル のバルコニーから墜ちて死に、もう一人もサンフランシスコへの帰還後、謎の失踪を遂げるに到る。いったい、異邦の地メキシコで何があ ったというのか? 調査の依頼を受けた私立探偵ドッドは、失踪人の身辺を探るが・・・・・・。巧みな人物造形と思いがけない展開、鬼 才が放つ緊迫の追跡劇。(p1)
思いたってメキシコ旅行に出かけたエイミーとウィルマ。ありふれた旅路となるはずだったが、滞在なかばウィルマがホテルのバルコニ ーから墜ちて死んでしまう。居合わせたエイミーも、そのときの記憶を欠いたまま失踪。一体そこで何があったというのか? 依頼をうけ た私立探偵ドッドは失踪人の身辺を探るが……。巧みな人物造形と思いがけない展開。鬼才が放つ緊迫のサスペンス。(裏表紙 )
『殺す
風』ほどには、時代の差を感じなかった作品。んーでも、『殺す風』を読んだ後だと、「こー話が流
れてるってことは、実は、結末は行で、途中でこんなことがあるにちがいない。」って予想がことごとくあたるので、ちょっとがっかりし
たり。bk1は表紙画像なし。
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2005/01/16更新