風よ遥かに叫べ

風よ遥かに叫べ　Ｎｏ．２２１

犯人、つーか、裏切り者の彼、途中から、むちゃくちゃ行動、怪しい。こんなに、怪しくて、今までうまく渡ってこれたという設定なんだろーか。それもどーだか。(02/03/23)

香納　諒一　　１９６３年　神奈川県生まれ

徳間文庫　か　３１－１（徳間書店）　文庫版　２０００年１０月１５日初刷　７６２円　カバーフォト　ａｍａｎａ　ｉｍａｇｅｓ　カバーデザイン　芹澤泰偉＋野津明子　カバー印刷　真生印刷（株）　解説　大内田俊司　献辞　父と母に　１９９４年７月徳間書店より刊行された『風熱都市』改題

温子と喬。偶然の出会いから政界工作に絡む連続殺人事件の渦中へ。（巻末の最新刊案内）

温子と喬。出会いは路上サーキット。温子のポルシェで、パトカーの包囲を逃れた。喬の仕事は窓拭き。温子、建築会社の重役の娘。そしてパキスタン人ハッサンとタイ人娼婦パティ。　パティは客のヤクザを刺殺。温子は父の会社の裏金強奪を企んでいた。交錯しない筈の人生が交差した時、事件は複雑に絡み、よじれる。発端は美術商殺害事件か？　事件を追う老刑事と『死神』という殺し屋……。（『風熱都市』改題）（裏表紙）

冒頭辺りに出てきて殺されちゃった刑事はなんだったんだ？と思ったら、ちゃんと繋がってた。＃＃温子の母が出ていった原因は父じゃなく、母＃＃。とか、＃＃ぜってー、この若い刑事怪しい。怪しすぎる＃＃。といったヨミは当たったけど、実は、＃＃パティはヤクザを刺殺してなんかいなくて、あれは、いいタイミングだったので、部下にヤられたんじゃ？＃＃という予想は外れた。表紙とタイトルで、どーも、アメリカを連想してしまう。表紙の何がって、ただ、赤色と白色が使ってあるだけなので、カナダでも中国でもいーじゃんか。という話だが。Ａｍａｚｏｎは表紙イメージなし。

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2005/01/02更新