カナリヤは眠れない No.823
自分でも接骨院に通っているので、その辺りもおもしろかった。そこの先生は合田先生みたいに、活躍したりはしそうじゃないけどね。 愛想も普通にいいし。ただ、不思議さは合田先生に通じるものがある。ので、あぁ、こういうふうに治療されてるのかなぁと思いながらも 読んだ。ところで、自分が通っている接骨院の患者は圧倒的に女性が多い。男性は、家族になんとなく連れられてきている人か、逆に一人 で予約時間のずい分前から現れて、ずっと「気を浴びて」るらしき人の二極端が多い。もちろん、そのどっちでもないらしき人もいるけど 。女性のほうが、気で治る病気が多いのかな。謎。(04/09/19)
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近藤 史恵 一九六九年、大阪生まれ。大阪芸術大学文学科 卒業。九三年に『凍える島』で第四回鮎川哲也賞を最年少で受賞し、作家デビューする。本書は、買い物依存症の若妻と彼女を助けようと する整体師を中心に、現代の若者たちが抱える心の病(やまい)を鋭くも暖かく描いたミステリーで ある。主な著書に『ねむりねずみ』『ガーデン』『演じられた白い夜』など。
長編推理小説 書下ろし 祥伝社文庫 こ 14−1(祥伝社) ミステリー 平成11年7月20日初版第1刷発行 533円+税 カバーデザイン 中原達治 カバーイラスト 宮崎由美子 解説 「近藤ミステリーへのご招待」 有栖川有栖
変わり者の整体師合田力(ごうだりき)は、身体の声を聞く#\力に長(た)けている。助手を務(つと)める屈託のない美人姉妹も、一皮剥(む)くと何がしかの依存症に罹(かか)っていた。新婚七ヵ月 目の墨田茜(すみだあかね)を初めて看(み)たとき、力は 底知れぬ暗い影を感じた。彼を驚愕(きょうがく)させたその影とは? やがて不安が現実に茜を襲 うとき、力は決死の救出作戦に出た!蔓延(まんえん)する現代病理をミステリアスに描く傑作、誕 生!(裏表紙)
地の分と、女性たちの会話が標準語に
近かったのので、小松崎が「週刊関西オリジナル」に勤めているのに、関西の話って途中までわかんなかった。ま、大阪も東京も同じくら
い知らない街だし。と、関西よりの言葉を聞いて育ったせいで、標準がそっちへシフトしてるんだよね。多分。
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2005/06/05更新