道草食う記 No.635
うーん。いろいろなものが本になってしまうものだ。すごいな。読んでいる途中に、東海市で新日鉄の工場が爆発したらしく、衝撃が伝 わってきました。といっても、でかい花火があがったか?という程度。んー、こりゃ、遠いか規模が小さいな。と思いながら読み続けてい ると、名古屋空港に飛行機が落ちたという事件がその年の重大事件に上がっていた。そうそう。友人が家が近くて、やはりすごい音がした 。と言ってた。建物の中にいると異変を伝えるのは音なのか。現代では。えーと、なんで工場爆発の予想がついたかというのは、昨年(だ ったかな)やっぱり東浦町で似た様な事故があったからです。その時は地震か落雷かと思うほどでかい音と揺れでした。風呂に入ってたん でびびったよ…。回想。(03/09/04)
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原田 宗典 1959年東京生まれ。早稲田大学第一文学部 演劇科卒。84年「おまえと暮らせない」で第8回すばる文学賞に入選しデビュー。以来、小説、エッセイ、劇作で幅広く活躍。 主な著 書に『優しくって少しばか』『しょうがない人』(集英社)、『スメル男』『何者でもない』(講談社)、『十九、二十』(朝日新聞社) 、『吾輩ハ苦手デアル』(新潮社)、『ハハな人たち』(婦人生活社)、『相談しよう そうしよう』(メディアファクトリー)、『青空 について』(光文社)、『ゆめうつつ草紙』(幻冬舎)、『人の短篇集』(角川書店)、『買った買った買った』(毎日新聞社)、『平凡 なんてありえない』(PHP研究所)などがある。
PHP研究所 単行本 2000年2月9日第1版第1刷 1,400円 装幀 向田幸代 装画・本文画 原田宗典 本文写真 久山 城正/林渓泉(55、145、203頁) 本文写真・画レイアウト BOTANICA 『THE21』(1994年1月号〜1 995年5月号、1996年9、10月号)に連載されたものに加筆 2003年4月文庫化 bk1 amazon
流行作家の身に起こった笑い事じゃ済まされない込み入った事情 撮りおろし身辺写真と自筆画を大サービスして、大忙しの日々をふり かえる。道草さえも走りながら食った、不肖ハラダの激日記。(帯)
四月六日の早朝、ぼくは高速道路で事故を起こした。雨の日だった。(中略)いわゆるひとつの大破、である。一瞬のうちに車の後ろ三 分の一がぺっしゃんこ。運転席の背もたれのところまで見事におっつぶれて、ぼくのカッチョいいポルシェ(本当)君は、哀れ三分の二の 長さに縮んじゃってた。(中略)考えすぎだ、と言われてしまえばそれまでだが、三十六歳になったばかりのぼくは、この事故を境にして 人生の折返地点を回ったのだと実感した。(帯)
全然感想らしくない、読書日誌だ。ま
ぁ、日誌だし。でも、他人の日記のところどころに現われる、全国ニュースって、妙に自分の過去を刺激しないか?しないか。すると思う
ぞ。登場した、「チャフラフスカの犬」と「火男の火」は『チャフラフスカの犬』に収録されている
。
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2004/09/05更新