チャフラフスカの犬 No.659
収録作品 チャフラフスカの犬 火男の火
舞台を見たらまた違う感想かもしれないけれど、うーん。そう。そこで終わるか。という2作。「火男の火」は下敷きはあれかなぁ。し かし救いがないような。このあいだ読んだエッセイ集に「チャフラフスカの犬」のことが書いてあったので、巻末のキャストをみて、あれ ?と。まぁ、いいんだけどね。何がなんでも。神様の解釈はおもしろいところもあり。(03/10/15)
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原田 宗典
集英社 単行本 1994年4月10日第1刷 1,553円 装幀 原研哉
舞台の上に神がいる。 音楽が鳴りひびき、光が炸裂する。一転、舞台は地獄に変わる。人々は憎しみ合い、戦いが始まる。絶望が、す べてをおおう。それでも神は、そこにいる。原田宗典最新戯曲集。(帯)
東京壱組公演其之十五 チャフラフスカの犬 小惑星帯が大接近、あと1週間で地球に衝突する!チャフラフスカ大統領の国中が内乱状 態に陥る中、敬虔な神父マコットの教会に集う人々は、熱気球を作って、ノアの箱舟の再現を企てる。 東京壱組公演其之十四 火男の火 盗賊団の棲みか、深い森の奥。一人の男がいる。名は火男。火に焼けただれたかのように醜い。その彼が、都からさらわれてきた高貴な 女に恋焦がれる。命を賭けた真情と、凄絶な裏切りが交錯する。(帯)
bk1は表紙画像なし。「チャフラフ
スカの犬」については、『道草食う記』に制作裏側ストーリーが詳しい。
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2004/09/05更新