初恋よ、さよならのキスをしよう No.888

娘の加奈子ちゃんがなかなか笑わせてくれます。彼女はホントウに母親に告げ口をしないのでしょうか。冴子が出てこないので、なんと なく、落ちつかない感じ。柚木が「草平くん」「柚木くん」と呼ばれるのも同級生相手ならでは。ところで、このタイトルと、表紙。ちょ っと、借りにくい本でした。2、3ページ読んでシリーズものって確信しなければ止めてたと思う。(05/01/14)

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樋口 有介  1950年、群馬県前橋市生まれ。国学院大学 文学部中退。劇団員、業界紙記者等を経て、1988年『ぼくと、ぼくらの夏』でサントリーミステリー大賞読者賞を受賞、作家デビュー 。1990年『風少女』で第103回直木賞候補となる。著書はほかに、『彼女はたぶん魔法を使う』『風の日にララバイ』『八月の舟』 『夏の口紅』がある。

スコラ 単行本 平成4年5月28日第1刷発行 定価1,400円(本体1,359円) 装幀 矢島高光 装画 朝倉めぐみ 19 95年1月講談社文庫(bk1 amazon)刊 行

bk1、Amazonとも表紙画像な しのため、どんな表紙が恥ずかしかったのかお目にかけれず残念。殺されてもいいくらい退屈だったんでしょうか。実可子さん。哀しいと いうかなんというか。柚木が娘といても、しっかり女の人を追っかけたり、娘とのデート?の合間に女性と会う約束をしたりするのがどー にも笑えます。まぁ、尊敬されるとかはあきらめてるんでしょうね。がんばれ加奈子ちゃん。


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2005/01/16更新