エッジウェア卿殺人事件　LORD EDGWARE DIES　Ｎｏ．６８３

そう、意外な犯人と言ったら、こいつだろう。という見方をすると…ね。途中で、テレビで見たことを思い出しました。なのに、ぜーん ぜん、トリック（とよぶのならそれ）は忘れてた。真相究明のきっかけも。ま、忘れた方がいろいろ楽しいよね。人生。(03/11/28)

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Agatha Christie　クリスティ

新潮文庫　ク　３　１６（新潮社）４４６０　文庫　平成２年４月１５日印刷・平成２年４月２５日発行　４６６円　訳　蕗沢 忠枝　 カバー　野中昇　カバー印刷　錦明印刷　解説　蕗沢 忠枝　１９３３

ポワロはカーロッタ・アダムズの芝居を楽しんでいた。舞台の出来は上々で、特に各界の有名人の物真似は秀逸だった。奇しくも、その 晩ポワロは形態模写をされた当人、ジェーン・ウィルキンスンから離婚に応じない夫を説得して欲しいと依頼される。ところがその夫、エ ッジウェア卿殺害事件が発生。さらにカーロッタも変死を遂げてしまう。連続殺人の謎のポワロの灰色の脳細胞が挑む。（裏表紙 ）

作中の登場人物のセリフに「…ところ で、ちょっといい表題ですね。エッジウェア卿死す。駅の書籍売店でいけますよ。」というセリフがある。なんで、これを表題にしなかっ たんだろう。いけるのにぃ。巻末の作品案内にルパンシリーズの『強盗紳士』ってのがあって、うーん。強盗って紳士なイメージじゃない よなぁ…。と思っていたら、『森博嗣の浮遊工作室』に「怪盗」とあって。そうそう。そうだよ ！と呟いてしまいました。ヘイスティングズが出てくるので、流れがスムーズというか、話がわかりやすい。ｂｋ１、Ａｍａｚｏｎとも表 紙画像なし。

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2005/04/17更新