十角館の殺人 MURDER OF JUKKAKUKAN No.474
あー。途中で犯人を思い出した。アヤシイから。でも、どうやって犯罪が露見するかは思い出せなかった。コナンくんと島田の出会いの 巻。でもある。ワープロ(パソコンではなく)が一般的じゃなかったりして、かなり時代を感じた…。で、「水車とか迷路とか人形はどこ へ行ったのさ?」とこびとに聞いたら、「水車はつまんなかったから、売ったか捨てた。」そうだ。うー。(03/02/07)
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綾辻 行人 1960年京都生まれ。京都大学教育学部卒。 同大学院修了。「十角館の殺人」で本格推理の大型新人としてデビュー。主な作品に「水車館の殺人」「霧越邸殺人事件」「時計館の殺人 」(推理作家協会賞)など。
講談社文庫 あ 52 1(講談社) 文庫 1991年9月15日第1刷・1995年1月17日第13刷 563円 カバーデザイ ン 辰巳四郎 解説 鮎川哲也 献辞 ――敬愛すべき全ての先達に捧ぐ―― 1987年9月講談社ノベルスとして刊行(bk1 amazon)
半年前、凄惨な四重殺人の起きた九州の孤島に、大学ミステリ研究会の七人が訪れる。島に建つ奇妙な建物「十角館」で彼らを待ち受け ていた、恐るべき連続殺人の罠。生き残るのは誰か? 犯人は誰なのか? 鮮烈なトリックとどんでん返しで推理ファンを唸らせた新鋭の デビュー作品。(裏表紙)
島田は、この段階では推理作家になっ
てないんだっけ?この事件を書いて推理作家になったんだっけ?どうだっけなー。この次は、『時計館の殺
人』まで河南はでてこないわけだから、うちには、島田&コナンが登場するシリーズしか残っていないらしい。##守須の発言や動きから、お、そうそう。こいつが、実は、本土と島を行き来してたんだよな。確か。でも、島では、誰に
なるんだっけ。ルブランじゃなくて、うーん。確か、事前準備が必要だったはずだから、ヴァンか?##ということや動機なんかは
思い出したが、どうやって事件が終わるか思い出せなかったので、最後までハラハラしながら読めた。##守須が
モーリスではなくヴァンってのは、河南がコナンってのによって上手に錯覚させられる。##久しぶりに読むと、『どんどん橋、落ちた』の中の、「ぼうぼう森、燃えた」は、これの縮小版?って気もする。しかし、この古色
蒼然とした言葉づかいには笑います。ラストの「坊や」とか「小父さん」とか、ある意味シリアースな場面なのに爆笑モノ。続けて読んで
ると、その世界にはまるから違和感少ないけどね。bk1は表紙画像なし。
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2004/11/21更新