英国庭園の謎 No.126
収録作品 雨天決行 竜胆紅一の疑惑 三つの日付 完璧な遺書 ジャバウォッキー 英国庭園の謎
再読。「雨天決行」はタイトルだけでも、謎解きを思いだしてしまったが読んでみる。表題作と「三つの日付」「完璧な遺書」は思い出 せなかったなー。「ジャバウォッキー」も謎解きは覚えていたけれど、結局彼が何をするつもりだったのか忘れてたし。「竜胆紅一の疑惑 」は誰が書いたものか忘れていたのに、良く覚えていた。あぁ。ここにあったのか。という感じ。楽しめました。(01/11/16)
有栖川 有栖のページへ 作品名順一覧 えへ 読書日誌へ bk1 amazon
有栖川 有栖 1959年大阪市生まれ。同志社大学法学部 卒業。在学中は同大推理小説研究会に所属。89年に『月光ゲーム』で鮮烈でビューを飾る。講談社ノベルスには『マジックミラー』『4 6番目の密室』、国名シリーズの『ロシア紅茶の謎』『スウェーデン館の謎』『ブラジル蝶の謎』がある。本書は、同シリーズ待望の第四 弾である。〈with 桃〉(裏表紙見返し) 著者のことば 箱の中に収まったいろいろな形のチョコレートを眺めて、おいしそうだな 、どれから食べようか、と迷うのは楽しいものです。そんなミステリの詰め合わせを作ったもりですので、ご賞味ください。 はずれはな し。毒入りも混じっていない……はずです。(見返し)
〈国名シリーズ第4弾〉 講談社ノベルス アL−06(講談社) 新書 1997年6月5日第1刷 760円 ブックデザイン 熊 谷博人 カバーデザイン 辰巳四郎 2000年6月講談社文庫(bk1 amazon)刊行
初出 「小説現代」 雨天決行(’96年12月増刊号メフィスト) 英国庭園の謎(’97年5月増刊号メフィスト) 「小説NON」 竜胆紅一の疑惑(’96年4月号) 完璧な遺書(’95年12月号) 「野性時代」 三つの日付( ’95年8月号) 「小説新潮」 ジャバウォッキー(’96年10月号)
大好評〈国名シリーズ〉第4弾! 資産家の人知れぬ楽しみ≠ニ悲劇を描いた表題作ほか、絶品全6編を収録。(巻末の最新刊案内 )
資産家の人知れぬ楽しみ≠ェ、取り返しのつかない悲劇へとつながる表題作。日本中に大パニックを起こそうとする怪物=wジャバ ウォッキー』。完璧に偽造された遺書の、アッと驚く唯一の瑕疵(かし)を見事に描いた『完璧な遺 書』――。おなじみ有栖川・火村の絶妙コンビが魅せる全部アタリの絶品ミステリ全6編を収録。(裏表紙)
「雨天決行」##タイトル自体、ひっかけ?これを読むまで、何語でも「V」の発音は「ヴ」だと思ってました。だって、変換も簡単にさ
れるし〜。うーむ。変換といえば、##「完璧な遺書」。##これ、ないと困る機能だ。職場でも、特殊な
用語は登録してる。うちだと、検屍官だって、わざわざ登録した。だって、検視や検死しかでないんだもん。##「竜胆紅一の疑惑
」、この動機、共感しちゃったりして。ははは。「三つの日付」、『海のある奈良に死す』に登場する赤星
学が写真で登場する。いやぁ。これ読んでから、今日まで一年は経ってないけど、半年以上、「英国式庭園の謎」だと思ってた。何でだろ
う〜。
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2004/09/25更新