三毛猫ホームズの仮面劇場 No.959

ホームズが、本格不思議猫になりつつある…。赤川さんの描く子供たちは強いなぁ。それにしても、片山は相変わらずお人好し過ぎて、 人間味がない。確かにこれだけ長いシリーズの常連はほとんど記号みたいなもんだけど。プロローグが『方舟は冬の国へ』と似てて、デジ ャヴー。でした。この親子はどうなるか。(05/04/22)

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赤川 次郎

長編推理小説 光文社文庫 あ 1−93(光文社) 文庫 2005年4月20日初版1刷発行 本体552円+税 カバー 永田力  カバー印刷 近代美術 解説 大野由美子 2002年4月カッパ・ノベルス(bk1 amazon

湖畔のロッジで起こる怪事件!(帯)

謎の人物により呼び集められた三人の男女。他人同士の彼らへの依頼は、「仮面の家族」となり、湖畔のロッジ〈霧〉で一カ月を過ごす こと! 一方、片山(かたやま)刑事は、殺人犯から人質の女性を救出する際に、右足を骨折してし まう。人質の女性から、お礼とお詫びに、晴美(はるみ)とホームズともどもロッジ〈霧〉へ招待さ れるが!? 仮面の下の真相をホームズたちが追う、シリーズ第38弾! (裏表紙)

ホームズにピンチ!?と言っても、人 間側から見てそう思うので、ホームズがピンチと思ったかどうか不明。


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2005/04/30更新