腐蝕の街 No.424

最後の最後で、「あ、読んだことあったかも。」と思った程度。設定はおもしろい。事件も。大路浩美さんのシンプルな装幀も。続編が 出ているようなので、本編で解決しなかったり、謎のままだった件がどう処理されているか楽しみ。(02/12/13)

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我孫子 武丸  1962年、兵庫県生まれ。京都大学文学部哲学科中退。1989年 、『8の殺人』でデビュー。主な作品として、『殺戮にいたる病』『人形はこたつで推理する』などがあり、またゲームソフト『かまいた ちの夜』の原作も手がけている。

双葉社 単行本 1995年11月25日第1刷 装丁 大路浩美 初出 『小 説推理』1995年2月号〜1995年6月号 1997年7月双葉社より新訂版(bk1 amazon) 1999年2月双葉文 庫(bk1 amazon

蘇る死刑囚!? 新本格の旗手が新境地をひらく 近未来クライム・ノベルここに誕生!(帯)

2024年、東京は死にかけた太陽のように 荒廃した光を放っている。 バラバラに切断された死体のそばには、 処刑されたはずの 殺人鬼からの 挑戦状が残っていた!(帯)

いやー。##わしのバックアップも取って欲しい…。でも、そのディスクと、身体が別々に存在した場合、個はディスクに宿るのか、 身体に宿るのか。##なーんて。ところで、あと22年でこんなんにはなりそうにないっすね。もっと身近な想像つかないものが出 現してるかもしれないけど。CDとかMDとかみたいに。あいかわらず、宇宙旅行は夢かもしれないけど。続編は『屍蝋の街』。bk1は表紙画像なし。初版と新訂版は同じISBNコードなので、Amazonでは同じペー ジが開きます。


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2005/04/30更新