体は全部知っている No.486
収録作品 みどりのゆび ボート 西日 黒いあげは 田所さん 小さな魚 ミイラ 明るい夕方 本心 花と嵐 と おやじの味 サウンド・オブ・サイレンス いいかげん
「みどりのゆび」みたいにまっすぐ癒し系から、 変化球カーブ系癒しまで。 あ?日本語へン。まぁいいや。 ふしぎな暖かさと昏さが 同居した短篇集。表紙、写真だと思った。イラストだって。びっくりさ。(03/02/24)
吉本 ばななのページへ 作品名順一覧 かへ 読書日誌へ bk1 amazon
吉本 ばなな 1964年東京都生まれ。日本大学芸術学部文芸学科卒業。87年「 キッチン」で海燕新人文学賞受賞、88年単行本『キッチン』で泉鏡花賞、89年『TUGUMI』で山本周五郎賞を受賞。アメリカ、ヨ ーロッパなど海外での評価も高まっている。著書に『白河夜船』『アムリタ』『ハネムーン』『SLY』『ハードボイルド/ハードラック 』『不倫と南米』『虹』『王国』などがある。
文春文庫 よ 20 1(文藝春秋) 2002年12月10日第1刷 457円 装画 合田ノブヨ デザイン 大久保明子 平成1 2年9月30日文藝春秋より単行本(bk1 amazon)として刊行、2000 年12月20日新潮社より刊行の『吉本ばなな自選選集 2 ラブ』(bk1 amazon)に「ミイラ」、2001 年2月25日新潮社より刊行の『吉本ばなな自選選集 4 ライフ』(bk1 amazon)に「おやじの味」収 録
初出 「文藝春秋」平成12年2月号 ボート 田所さん おやじの味 書き下ろし みどりのゆび 西日 黒いあ げは 小さな魚 ミイラ 明るい夕方 本心 花と嵐と サウンド・オブ・サイレンス いいかげん
神様は もしかして 人間を 愛している のかも しれない。 心と体、風景までもが ひとつになって癒される 最新短篇集!(帯 )
つらさや寂しさを 吹き払おうとする時、 そんなふうに ちょとした ごほうびみたいに 自由が生れる (「黒いあげは」より)( 帯)
「アロエが、切らないで、って言ってるの。」ひとり暮らしだった祖母は死の直前、そう言った。植物の生命と交感しあう優しさの持ち 主だった祖母から「私」が受け継いだ力を描く「みどりのゆび」など。日常に慣れることで忘れていた、ささやかだけれど、とても大切な 感情――心と体、風景までもがひとつになって癒される13篇を収録。(裏表紙)
1枚の絵を描いているんだけど、ある
一色だけを塗るのを後回しにしているので、どんな絵を描いているのかよくわからないだけれども、その色を入れ始めると急に絵が生きて
きて、しかも何を描いていたのかわかってくる。そんな感じ。
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2005/04/09更新