ハードボイルド/ハードラック No.72

収録作品  ハードボイルド  ハードラック

ハードボイルドという話とハードラックと言う話が2編入っている。生きていく世界とその隣にある世界のつなぎ目みたいなところをう ろうろする話。かなぁ。近しい人の死の経験の話。(01/08/25)

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吉本 ばなな  一九六四年東京都生まれ。「キッチン」で海燕新人賞を受賞し、デビ ュー。「TUGUMI−つぐみ」で山本周五郎賞を受賞。著書は世界各国で訳書となる。他作品に『哀しい予感』『アムリタ』『マリカの ソファー/バリ夢日記』『不倫と南米』などがある。

幻冬舎文庫 よ 2 6(幻冬舎) 平成13年8月25日初版 457円 カバーデザイン 中島英樹 カバーイラスト 奈良美智  装画 奈良美智 装丁 中島英樹 1999年4月26日ロッキング・オンより単行本刊行(bk1 amazon)、「ハードボイルド」は 2000年11月25日新潮社より刊行の『吉本ばなな自選選集 1 オカルト』(bk1 amazon)に収録、「ハードラック 」は2001年1月30日新潮社より刊行の『吉本ばなな自選選集 3 デス』(bk1 amazon)に収録。

「ハードボイルドに生きてね。どんあことがあろうと、いばっていて。」最後になった電話でそう言っていた千鶴。彼女のことを繰り返 し思い起こす奇妙な夜を描く「ハードボイルド」。死を待つ姉の存在が、ひとりひとりの心情を色鮮やかに変えていく季節を行く「ハード ラック」。闇の中を過す人々の心が光り輝き始める時を描く、二つの癒しの物語。(裏表紙)

うーん。ころんだら、とにかく起きる 人生。というか、別にころんだら、起きればいいだけじゃん?みたいな。なんだかよくわからないけど。


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2005/04/09更新