霧積温泉温泉殺人事件 Kirizumi Spa No.771

今回は和久井君、活躍しません。志垣警部が必死です。作中、北原白秋の『金魚』が登場。朝比奈耕作シリーズで使われていたよなぁ。 吉村さん、ネタは漏らさず使用ですね。(04/06/04)

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吉村 達也  1952年生まれ。東京出身。一橋大学商学部 卒。ニッポン放送ディレクター、扶桑社編集長を経て1990年、専業作家に。志垣警部・和久井刑事をはじめ、朝比奈耕作、氷室想介、 烏丸ひろみの各推理作品シリーズ、『樹海』『Black Magic Woman』などのホラー作品、さらには英語学習の著書から舞 台脚本など、個性的かつ制直的な執筆活動を展開。本作品は150冊目の著書となる。 ホームページ  http://www.my-asp.ne.jp/yoshimura iモード版 http://i.my-asp.ne.jp/yoshimura  J−SKY版  http://j.my-asp.ne.jp/yoshimura/

書下ろし長編ミステリー ジョイ・ノベルス(実業之日本社) 新書 2003年6月25日初版発行 819円 カバー・本文写真  吉村達也 デザイン 人見祐之(P.D.Studio) 地図製作 ジェオ

妻から「別れてください」 志垣警部、私生活でSOS! そのとき… 家族の前で事件発生!(帯)

妻よ、真剣に働くおれの姿を見ていてくれ 必ず殺人者を逮捕する! 突然、妻から突きつけられたまさかの離婚届。中学生の娘からは 軽蔑の視線。愕然となった志垣警部は、家族の絆を取り戻す温泉旅行を計画。巨大露天風呂の宝川温泉から一軒宿の秘湯・霧積温泉へと旅 をする。しかし、妻も娘も打ち解けない。そんなとき、両方の温泉地で偶然顔見知りになった不倫カップルの女が、軽井沢へ向かう山道で 殺された。よりによって第一発見者は志垣一家。汚名返上を誓い、志垣警部は真相解明の鬼となった!(裏表紙 )

警部のこの別れ話にはオチが。嵐山温 泉で登場したある人が再登場。(千代じゃないよ)謎?を解いてくれまっす。##離婚話が出たのはエイプリル・ フール##だったということを。『金魚』が使われていたのは、『邪宗門の惨劇』です。そっち はわけがわからん話でしたが、こちらは結構シンプル。


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2005/03/08更新