有馬温泉殺人事件 Luminous Body No.467

それだけこのテーマが作者にとって大きい。ということなのだろうが、「嫁姑」「姓の変遷」はあきてきたなぁ。えーやん、もう。古典 的で人間を描き易いのかもしれないけど。まぁ、でも、和久井のボケも志垣のおやじギャグもあいかわらず飛んでて、シリーズ物として安 心して読める。(03/01/28)

温泉殺人事件シリーズ作品一覧へ 吉村 達也のページへ 作品名順一覧 あへ 読書日誌へ bk1 amazon


吉村 達也  1952年東京都生まれ。一橋大学商学部卒業 後、ニッポン放送、扶桑社勤務を経て1990年推理作家に転向。朝比奈耕作、志垣警部、氷室想介、烏丸ひろみなどキャラクター豊かな シリーズもの長編推理小説のほか『初恋』『文通』『先生』などのホラー作品も大人気。さらに《精神衛生本》と称した心の癒しに目を向 けた一連の著作から、語学や詰将棋の本に至るまで、その執筆ジャンルは多彩である。 吉村達也公式ホームページPC版  http://www.my-asp.ne.jp/yoshimura 吉村達也公式ホームページiモード版 http://i.my-asp.ne.jp/yoshimura  吉村達也公式ホームページJ−SKY版 http://j.my-asp.ne.jp/yoshimura/

講談社文庫 よ 23 23(講談社) 文庫 2002年9月15日第1刷 629円 カバーデザイン 亀海昌次 カバー写真 a mana images

関西有数の温泉地・有馬で大型旅館を経営する吉崎波満子(はまこ)は、幼なじみの志垣警部を 招待する。例によって和久井をお供にいそいそ出かけた志垣だったが、夜遅く、波満子は裸身に夜光塗料で経文を書かれ、逆さ吊りの死体 となって発見された。被害者は、なぜ妖しくも美しい死化粧をまとったのか? 文庫書下ろし(裏表紙)

有馬温泉は、マッサージ師を各国から 呼び寄せてマッサージと温泉を組み合わせて客を呼び込む計画を立てているそうだ。波満子もそういう方向の改革したらよかったのに 。


著者名順一覧 よ 本棚    
2005/03/08更新