「北京の龍王」殺人事件 如龍王得云 No.256

謎解きを楽しんだというより、日本将棋界の新たな(かどーか知んないけど)試みを知った。って感じ。暗号の謎は解けた!こーゆーと きってみょーに嬉しいっす。これを買ったときに、「やさしく殺して」をちらっと立ち読みしたんだけど、まー、何冊も書いてんだからし ょーがないとは思うけど、登場人物の話し方、みんな似てる。別にマンガじゃないから極端に書き分けする必要もないんだろーけど。「あ ー、こんな社長、いた。」「いたいた、こんな部下」と、思いながら読んでしまいました。マンガ家の清水玲子みたいにわき役も使いまわ してる感じ。手塚治みたいにって言ったほうがいいのかナ?(02/05/02)

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吉村 達也  一九五二年東京生まれ。ニッポン放送ディレク ター、編集部プロデューサーから扶桑社の書籍編集長を経て九〇年に専業の作家に。十五年近い会社勤めの経験は、独特のタッチを持った 短編ミステリーの世界にフルに活かされている。長編ミステリーとホラーの多彩な作品群については、本文巻末リストをごらんください。  吉村達也公式ホームページ PC公式サイト http://www.my-asp.ne.jp/yoshimura/ @モード公式サイト  http://i.my-asp.ne.jp/yoshimura

ワンナイトミステリー 角川文庫 よ 10−57(角川書店)12063 文庫 平成13年8月25日初版 400円 表紙の言葉  龍王の雲を得たるが如し<北京語> カバーデザイン 亀海昌次 カバーフォト amana images 故宮(紫禁城)の太和殿 「雲龍石刻御路」 Photo ORION PRESS 本文イラスト 宇野亜喜良 カバー 暁印刷 一枚の写真F 廬溝橋の縁台将 棋

中国系日本人実業家の周龍平は、北京の故宮を観光中に天空からのメッセージを受け取る。「龍王の雲を得たるがごとし」 その啓示を 「龍」をテーマにしたPCゲームによる世界制覇と解釈した周は、部下の九条宏に至急企画を開発せよと命じた。 そのころ日本将棋界の エース佐藤康光・森下卓・島朗・伊藤果の四人が参画した、新感覚の将棋ゲーム「Jチェス」が開発中とのニュースを得た九条は、アイデ ア盗用計画を立てる。 そんな折り、ホテルの一室で周龍平が襲われた。意識不明の彼の両目には龍王の駒が……。 ワンナイト、今回の 探偵役は氷室想介!  《書き下ろし》(裏表紙)

作中、氷室想介が、吉村達也のHPを 「お気に入り」に登録している。というくだりがあった。…想定年齢がいくつかしらないけど、「お気に入り」。IE開発時にこのネーミ ングはなんとかならんかったんだろーか。


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2005/03/08更新