「倫敦ロンドンの霧笛」殺人事件 In so dense a fog of doubt No.79

ワンナイト・ミステリー シリーズ第4弾。氷室想介(すごい名前だ)が探偵役。このシリーズ、最初に3冊まとめて買って、飛んで次 に買ったのはシリーズ5弾で、これを飛ばしていた事に気づいた。シリーズの中で、一番印象に残っているのは、第5弾。凶器が思いつか ない物だった。今回意外だったのは、「謎の音」の正体。このシリーズはどれも犯人が早いうちに想像ついてしまうけど、他の事で意表を つかれておもしろい。(01/09/??)

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吉村 達也  一九五二年東京生まれ。ニッポン放送ディレク ター、編成部プロデューサーから扶桑社の書籍編集長を経て九〇年に専業の作家に。十五年近い会社勤めの経験は、独特のタッチを持った 短編ミステリーの世界にフルに活かされている。長編ミステリーとホラーの多彩な作品群については、本文巻末リストをごらんください 。

ワンナイトミステリー 角川文庫 よ 10−54(角川書店)11612 文庫 平成12年8月25日初版 438円 カバーデザ イン 亀海昌次 カバー写真 amana images photo オリオンプレス 本文イラスト 宇野亜喜良 カバー 暁印刷  一枚の写真C ベイカー街221b

叔父から巨額の財産を継いだ岡島瑛子は、旅先のロンドンで、濃霧立ちこめる夜、甲高い笛の音とともに悪夢をみる。刃物で首を切られ た赤毛の女が、枕元で瑛子を見下ろしているのだ!昔その部屋で猟奇殺人があった事実を夫から告げられた瑛子は、徐々に心のバランスを 失って、精神分析医(サイコセラピスト)・氷室想介の治療を受けるようになる。 そんな彼女が、 晩秋の軽井沢から氷室にSOS。先生、私は今夜呪い殺される! 森の中のロッジに到着した氷室は、狭い部屋の間取りから密室殺人事件を 看破。だが、そのとき不気味な笛の音が響き渡った! 《書き下ろし》(裏表紙)

##「巴里の 恋人」はまだ一般的でなかった携帯電話の登場##。最近のはそんなにしょっちゅう、##電池切 れ##にならないと思うけどね。まぁ、そうなってもおかしくない状況を上手に作ってあるわけだ。そぉれにしても、ワカんないの が##朋子のキモチ。ナニもんだ、おまえ?って感じっす。##あーやだやだ。それにしてもねー。# #金が欲しくて結婚するんかなぁ。結婚したとき好きだったとしても、後で嫌いになった女の金なんか欲しいんか なぁ。##いくら、金に名前は書いてないってゆってもさ。いやだと思うけどなぁ。思わんから事件になるんか。うーん。どっちに しても、んな宿をとる真佐之、怪しすぎ。こいつが、ホントーに妻が嫌がってるのに、どーしても、幽霊が出る宿に泊まりたいんだったら 、(金目当ての演技とかじゃなく、純粋な希望だったら)まちがいなく、ヘンな奴だ。うんうん。さっさと別れた方が精神衛生によろしい 。


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2005/03/08更新