鬼死骸村の殺人
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吉村 達也 1952年、東京都生まれ。ニッポン放送の制 作編集現場から、扶桑社の書籍編集長を経て90年に専業作家に転向。 推理・ホラーの他、独自の精神衛生本領域の著作も手がける。本 書巻末に全著作リスト収録。 著者のことば 鬼死骸(おにしがい)という名のバス停が実在する !その事実を知ったとき、私は驚き、すぐに現地へ向かった。たしかにあった――みなさんも『鬼死骸村』を訪ねたければ、東北新幹線一 ノ関駅で降りるがよい。そこから現場へたどり着けるか否かは、すべてあなたの運しだい。もはや行政区域としての村の形はないが、文明 開化の明治八年まで、一ノ関県改め水沢県鬼死骸村は、疑いなく存在したのである……。
ハルキノベルス よ 1−1(角川春樹事務所) 新書 1998年8月8日第1刷 800円 装幀 中原達治 取材旅ノート 鬼死 骸村・巨釜半造・厳美渓・睨鼻渓 1999年7月ハルキ文庫刊行(bk1 amazon)
ねえ、二人でペアを組んで推理作家になってみない? 平凡な会社勤めに飽き飽きしていたOLの稲場亜紀子(いなばあきこ)は、同僚の新庄真由美(しんじょうまゆみ)を誘って、推理 小説新人賞への挑戦を決めた。タイトルは『鬼死骸村(おにしがいむら)の殺人』。岩手県に実在す る《鬼死骸》というミステリアスな名のバス停。そこへプロの作家なみに取材旅行に出かけたところから、彼女たちは悲鳴と絶叫の渦に巻 き込まれる。吉村達也が放つ恐怖感倍増の新シリーズ第一弾!(裏表紙)
まず、見返しに書いてある巻末全著作
リストがない。さらに、どう「新」シリーズなのかわからん。うーん。作中、「チミケップ湖のキャンプ以来かな」と朝比奈と高木が語り
合う場面がある。記憶を遡っても覚えてないなぁ。語感から言って、北海道。ってゆーと、地球岬の殺人?んー、この作品より後だ。で、
チミケップ・朝比奈の2語で検索したら、『銀河鉄道の惨劇』だった。うー。これだけ未読なんだよな
。上巻が行方不明なんで。他にも、作中でガンガン、過去の作品の紹介がさらりとしてあり、(志垣警部を紹介するときとか)うぅぅ。そ
れはまだ読んでない。とか、お!あれのことですな。読んだ読んだ。と、いちいち反応してしまう。参加型って訳じゃないのに。うまい売
り方なんだろうな。あ、ふと。北海道が登場する作品、けっこうあったんだ。鬼死骸は東北だけど、冒頭で、函館ミニ旅行が展開してるし
。「北斗の星」も「トワイライト」も。トワイライトは北海道じゃなくて北海道行き。だけど。この本出てだいぶたってるから、##最近は、きっと、起毛素材も燃えにくく作られるようになったんだろうな〜。えーでも、フラッシュバックって、どうし
ても、心理現象カナと思ってしまう。消防用語?にあるとはね。##(このあと、銀河鉄道、読みました)
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2005/03/08更新