「あずさ2号」殺人事件 No.125
え〜。今回の謎解きも何だかなぁ。今はすっかり車生活だけど、昔電車に良く乗ったものとしては、それ、ホンキで謎にしていいの?? ?と、どーしても思うぞ!ま。話はおもしろく読めました。(01/11/12)
推理作家・朝比奈耕作シリーズ作品一覧へ 吉村 達也のページへ 作品名順一覧 あへ 読書日誌へ bk1 amazon
吉村 達也 作者のことば 『ピタゴラスの時刻表』という 作品でも書いたことだが、私は鉄道ミステリーは好きだが、時刻表がらみの謎解きは、作者としても読者としても敬遠したいほうである。 だが、一見お決まりの時刻表トリックに見えて、じつはもっとダイナミックなドンデン返しがある、というネタを発見した。そして大喜び でワープロを叩きはじめた。 略歴=一九五二年生。朝比奈耕作シリーズなどの本格推理、旅情豊かな温泉殺人事件シリーズ等々、年間2 0冊のハイペースで作品を執筆。最近はホラーも大ヒット!
書き下ろし特急ミステリー カドカワノベルズ(角川書店)N11‐8 新書 平成8年11月25日初版 854円 カバーデザイン 辰巳四郎 カバーイラスト 辰巳四郎 1999年4月角川文庫刊行(bk1 amazon)
容疑者は白馬―横浜間を瞬間移動したのか? 終着駅で発覚した殺人に朝比奈耕作が挑む! 書き下ろし特急ミステリー第二弾!(表紙 )
八時ちょうどの『あずさ2号』で 私は 私はあなたから 旅立ちます―― 狩人のデビュー曲『あずさ2号』が大ヒットした一九七七 年の四月、当時十三歳だった朝比奈耕作少年は、話題の特急『あずさ2号』に乗って旅に出た。隣に乗り合わせたのが、絶世の美女。しか も新宿駅を出てから彼女は涙を流しつづけていた。だが、中学生の朝比奈少年は声をかけることもできないまま下車。 時は流れて十九年 後、朝比奈は、その列車が終点の白馬駅に到着したとき、男の刺殺体が見つかっていたという衝撃的な事実を知る。しかも容疑者は、同業 の推理作家・尾身弘之。ところが、松本――白馬間で事件が起きた一時間ほどのち、尾身はもう横浜で仕事をしていたのだ!(裏表紙 )
ラストに「朝比奈にとって思い出の下
り特急『あずさ2号』は、もはやいまは走っていない。狩人のヒット曲に、その名を残すのみである。」って、あるんだけど、平成13年
に、復刻版?とでもいうのか、企画列車として、あずさ2号、復活しました。きっと、発車の時に狩人の「あずさ2号」、流したりしたん
だろうな。子供の頃は1年に1度は松本の駅を電車で通ったんで、あずさの車体はナントナク覚えてる。というか、中央本線走ってた電車
、アーゆーデザインが多かったような。違うかな。諏訪の温泉つきの駅に一度行ってみたかったんだけど、露天風呂は止めて足風呂になっ
ちゃったらしい。足風呂は足風呂で魅力的だが。bk1、Amazonとも表紙画像なし。
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2005/03/08更新