観音信仰殺人事件 No.93
朝比奈耕作シリーズ。おぉ!エピローグで朝比奈耕作が本をちゃんと出版した。作家って事になってるけど、ちっとも作品の話が出ない なーと思ったら。本の仕組みの事や編集の事などの記述はおもしろかった。それにしても、写真がおかしいのはわかったけど、どーなって るのかは、全然分からなかった。技術ってすごいや。(01/10/??)
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吉村 達也 作者のことば 作者にとって編集者との出会い は重要である。今回、私が提案した企画は、編集担当の永井草ニ氏の労を厭(いと)わぬ尽力がなけ れば決して実現はしなかっただろう。謝辞をカバー袖で述べるのは異例ではあるが、『本』そのものを道具立てに使った推理小説に挑戦させ てくださった感謝の意を込めて、ここに御礼申し上げるしだいである。 略歴=一九五二年生。朝比奈耕作シリーズなどの本格推理、旅情 豊かな温泉殺人事件シリーズ等々、年間20冊のハイペースで作品を執筆。最近はホラーも大ヒット!
書下し長編本格推理 カドカワノベルズ N11−6(角川書店) 新書 平成6年11月25日初版 777円 カバーイラスト 永 田千秋 取材旅ノート 日光 1997年11月角川文庫として刊行(bk1 amazon) 2003年8月徳間文 庫として刊行(bk1 amazon)
カメラは悲劇の真相をとらえていた!! ノベルズ界初の超ワイドパノラマ証拠写真付! 『信仰殺人事件』シリーズ第2弾!書下し( 表紙)
『観音』と題する写真集企画の盗作騒ぎに巻き込まれた若手女優の鮎川麻貴は、六月のある日、妹の亜貴をつれて日光の東照宮へ出かけ た。カメラを趣味とする麻貴の個人作品集の撮影のためである。そこで、モデル役を引き受けた妹の亜貴が、撮影直後、鋼鉄の矢で目を射 貫かれて殺された。場所は『人面木(じんめんぼく)』のそば。真横に立っていたのが姉の麻貴。し かも麻貴と亜貴の姉妹は、撮影を終えたあと、おたがいの衣裳を交換した事実があった。狙われたのは姉か、妹か。 またしても親友平田 均が巻き込まれた殺人劇の解明に、推理作家・朝比奈耕作が乗り出すが、彼が注目したのは、悲劇の直前に撮られた一枚の写真だった―― 巻頭に証拠写真の実物付録つき!(裏表紙)
職場にも、「まき」「あき」という姉
妹がいる。字は違うけど、「き」の字を揃えてある所は同じ。母音が一緒になってしまうので、聞き間違いやすいと思うんだけど。困った
父親と、どうにも男に人生を阻害されてきた美貌の女。ってゆーキャラクターが、…売れるワンパターン???ってくらい良く出てくるん
ですが。朝比奈耕作シリーズ。作中の朝比奈耕作も場所を「観音信仰殺人事件」を無事書き上げたようです。bk1、Amazonとも表
紙画像なし。
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2005/03/08更新