金閣寺の惨劇 No.237

こっちを読み終わったときに、解説を読んで、1.どっちの作品の犯人が入れ替わるか。2.もう一つの人間模様。という2つの予想は 、あたったけど、1についての理由はちょっと予想外だったなー。(02/04/14)

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吉村 達也  1952年 東京都生まれ

徳間文庫 よ 6−11(徳間書店) 文庫 1997年7月15日初刷 552円 カバーデザイン 亀海昌次 カバー印刷 真生印 刷(株) 自作解説 1993年5月徳間書店より刊行(bk1 amazon

金閣寺で発見された金色の死体!朝比奈耕作が挑む新たなる惨劇。(巻末の最新刊案内)

金閣寺で、顔を金色に塗った女が死んでいる――思い出の古都を訪れた朝比奈耕作を、衝撃の事件が待ち受けていた。犯人が仕掛けた黄 金のトリック。その惨劇の裏には《黒い金閣寺》にまつわる過去十一年にわたる家族の怨念劇が秘められていた。 「金」から読むか? 「 銀」から読むか? 二冊読み終えたときに、初めて第二の真相が浮かび上がる《双方向多重構造》ミステリー!(裏表紙 )

冒頭の場面が、##外国##ってのは、うまいトリックだと思う。それを銀閣寺の惨劇を読むまではっきりわからないようにしている のも。けど、##逮捕するのにパスポートチェックしないの?##同行の友人が証言しっちゃったりするだ ろ???うーん。その辺はオハナシ。なのか、現実の警察もこんなもんなのか知らないけど。それにしても、鈴木君。いい人や。こういう 友人がいてそれでも人生を損ないかけてる人間を描くことって、辛そう。bk1、Amazonとも表紙画像なし。


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2005/03/08更新