月影村の惨劇 No.242
月影といえば、北島?どーも、月影という言葉からは演劇が連想されてしまうので、「演歌」を何度も「演劇」と読み違ってしまった。 またまた、あとがきに平田均登場。(02/04/17)
朝比奈耕作、意外な一面「惨劇5部作」。(読書日誌241−250へのコメント)
推理作家・朝比奈耕作シリーズ作品一覧へ 吉村 達也のページへ 作品名順一覧 つへ 読書日誌へ bk1 amazon
吉村 達也 1952年 東京都生まれ
長編本格推理[惨劇の村]五部作―C 徳間文庫 よ 6−9(徳間書店) 文庫 1996年2月15日初刷 505円 カバーデザ イン 亀海昌次 カバー印刷 近代美術(株) 解説 平田均 1992年8月徳間書店より刊行(bk1 amazon)
好評「惨劇の村」五部作第四弾 死出の山路の裾野なる、西院さいの河原の物語……東京−恐山で起きた猟奇 殺人。哀しみを抱いて消えた女の怨念か!?(帯)
東京−恐山で起きた猟奇殺人。哀しみを抱いて消えた女の怨念か!?(巻末の最新刊案内)
新橋の路地裏で男性の刺殺体が発見された。所持していた免許証の本籍地には「月影」の文字。第四の惨劇の幕開けだった。恐山で発見 された変死体。雪の中からV字に突き出た足、小さな塔にも見える十本の指、そして引き上げた死体の頭には深々とマサカリが食い込んで いた!一方、突然姿を消した父の友人・尾車教授から手紙を受け取り、月影村を訪れた朝比奈耕作はイタコの口から「花鳥風月」の四文字 を聞く……。(裏表紙)
月影先生…。じゃないね。でも、あの
苗字、インパクト強すぎて、とりあえず、あの顔が出てきちゃうんだが。そーすると水沢の顔も決まってくる?今までの人生で、下北半島
には縁が無い。トワイライト・エクスプレスも津軽半島を通るし、船で北海道へ渡ったときも、敦賀→小樽航路では津軽半島側だ。三内丸
山古墳とか白神山地とかどっちかってっと津軽半島寄り(つーか、半島じゃない)だし。何があるんだろう?恐山以外に? 賽の河原って
西院とも書くんだ〜。へ〜。他の作品ではなかなかに頼りない和久井刑事も、この惨劇の村シリーズでは後になるにつれキリっとしたこと
を言う。その辺からも作者の「これはちがいまっせ」な気合が伝わる(ような気がする)。…じゃあ、月影先生…。とかいってる場合じゃ
ないって。いや、あれはあれで、気合の入った作品だけど。またまた解説・平田均。そういえば、彼はこの惨劇シリーズには顔を出さない
な。親友が顔を出さないことにもきっと意味があるんだろうな。多分。bk1、Amazonとも表紙画像なし。
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2005/03/08更新