羊の宇宙 No.226

「羊をめぐる冒険」から村上春樹に入ってそのままはまってしまった者なので、「羊」はけっこう、物を選ぶときのキーワードになって たりする。そうでなくても、夢枕獏は好きだけどさ。朝読んで、昼、本屋で探してしまった。なかったので、まだしばらく借りることにし た。今、ふと思ったのだけど、百を越えても人生を輝かせるような出会いがあるかもしれないことの示唆。というのも、この本のなかでは 、ちょっと大事なファクターでは?(02/03/30)

感動して泣けた(読書日誌221−230へのコメント)

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夢枕 獏  1951年、神奈川県生まれ。1977年、雑誌 「奇想天外」の『カエルの死』でデビュー。作品に『魔獣狩り』『陰陽師』『餓狼伝』『神々の山嶺』など。

講談社 単行本 1998年2月20日第1刷・1998年3月27日第2刷 1,400円 絵 たむらしげる 1991年1月文藝 春秋刊『鳥葬の山』(bk1 amazon)に収録

二十世紀に語り尽くされなかった宇宙が、ここにある。(見返し)

はるか銀河系の彼方かなたまで、 それぞれの方法で、たくさんの旅をしているふたりが、 こんなに胸さわぎのする、 やるせなくて 美しい本をつくった! 〔椎名 誠〕(帯)

ふたりの対話を聞き終わったとき、 あなたは、心のなかに、 ビッグバンが引き起こされたような 気分を味わうだろう。(帯裏側 )

読み終わったとき、借りた本だったの で、「いつか買おう」と思った。その後、文庫の中に収録されているらしいことを知ったが、はたして、絵はどうなったのだろう?# #作中の老人、アインシュタイン##ファンでもあるので、その意味でも魅力的な一冊 だ。最近、##日渡早紀の『Global garden』##を読みはじめたので、またまた、この話に 入れ込んでしまうのだ。


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2004/09/19更新