夜のフロスト NIGHT FROST No.176
「フロスト日和」を探したけど、見つからなかったので、すっとばして、「夜のフロスト」から読んでみた。マレット署長、健在。アレ ン警部は流感で休んでいて登場しなかったけど。主人公(というか語り手)は「クリスマスのフロスト」と同じように、町の外から着任し たばかりでフロストの下で働くことになる。そして、労働基準法(日本のしか知らないけど)とはほど遠い勤務が始まる。どーも、地名に なじみがなく、カタカナで英語っぽいと、勝手に頭の中の舞台がアメリカのどっかになってしまうらしい。今回も、途中、ウェルズがフロ ストに紅茶を飲み干されてしまうまで、イギリスモノだということに気づかなかった。第一作は、事件がことごとく解決したけど、今回の パブ乱闘はどうなったのだろう?今後もデントン市内を騒がせるのか?(02/01/30)
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R.D.Wingfield R・D・ウィングフィールド
創元推理文庫(東京創元社) 文庫 2001年6月15日初版・2001年6月29日再版 1,300円 訳 芹澤恵 カバーイラ スト 村上かつみ カバーデザイン 矢島高光 解説 霞流一
新任刑事部長ギルモアが配属されたのは、しけた町だった。まあ、ここは目も眩む高みに昇りつめるための梯子の一段目にすぎない。こ き使われる心配がなさそうなのも幸いだった。だが、いざ出勤してみれば、猛威を振るう流感に、署は壊滅状態。折悪しく、町には中傷の 手紙がばらまかれ、老女ばかりを狙う切り裂き犯が暗躍を開始する。なんたる不運。そのうえ、だらしない風体に、悪夢のような下ねたジ ョークを連発する男、フロスト警部と組むはめになろうとは……。さすがの名物警部も、今回ばかりは青息吐息。爆走する英国警察小説、 大好評第三弾!(p1)
流感警報発令中。続出する病気欠勤に、ここデントン警察署も壊滅状態。それを見透かしたように、町には中傷の手紙がばらまかれ、連 続老女切り裂き犯が闇に躍る。記録破りの死体の山が築かれるなか、流感ウィルスにも見放された名物警部のフロストに、打つ手はあるの か?日勤夜勤なんでもござれ、下品なジョークを心の糧に、フロスト警部はわが道をゆく。大好評シリーズ第三弾!(表紙 )
けっこうアレン警部ファンなので、登
場しないと悲しい。わりとまともな方向性で、彼なりに努力しているのに、どーゆーわけか、フロスト以上に活躍できないところとか
。
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2004/09/23更新