百万に一つの偶然 ―迷宮課事件簿U― Murder Will Out No.714

収録作品  なかったはずのタイプライター The Clue of the Imaginary Typewriter  絹糸編みのスカーフ  The Knitted Slik Scarf  百万に一つの偶然 Kill Me, Kill My Dog  ワニ革の化粧ケース The Crocodile Dressing-Case  けち んぼの殺人 A Mean Man's Murder  相場に賭ける男 The Gambler's Wife  つぎはぎ細工の殺人 The Patchwork Murder  九ポンド の殺人 The Nine-Pound Murder  手のうちにある殺人 The House-In-Your-Hand

ついつい主人公に肩入れしながら読むので、このシリーズでは、どうしても、迷宮課の刑事はワルモノに思えてしまう。あ、これ、迷宮 課事件簿Uだったのか。気づかなかった。Tを探そう。それにしても、時代を読み違ってたなぁ。どうも思っていたより時代設定が過去ら しい。でも別に古臭くない(と思う)。(04/01/29)

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Roy Vickers ロイ・ヴィカーズ  1888年イギリス生ま れ。デイヴィッド・ダラム、セフトン・カイルなどの別名義を持つ。オックスフォード大学ブレイズノウズ・カレッジに学ぶ。週刊大衆誌 の記者として犯罪実話などを書き、《ノヴェル・マガジン》編集長を経て専業作家に。1921年にThe Mystery of the Scented Deathで デビュー。倒叙短篇<迷宮課>シリーズ第一作「ゴムのラッパ」は《エラリイ・クイーンズ・ミステリ・マガジン》に掲載され、クイーン のお墨付きを得た。65年没

HM48−2、HM ウ 13 2 ハヤカワ文庫(早川書房)5190 文庫 2003年7月10日印刷・2003年7月15日発 行 本体820円+税 訳 宇野利泰 カバーイラスト 升たか カバーデザイン ハヤカワ・デザイン 解説 M・K 1962年10 月ハヤカワ・ミステリとして刊行された作品を文庫化 1950年

男は恋人を奪った友人を殺した。目撃者は友人の飼い犬だけ。犬を始末すれば完全犯罪成立のはずだった。死んだ犬が警察に通報さえし なければ……信じられないほど些細な手がかりが完璧な犯罪計画を覆す表題作他、幸運な偶然と刑事たちの冴えた推理が謎を解き明かす9 つの名篇。スコットランド・ヤードのあらゆる課が持て余した事件を引き受ける世に名高い迷宮課の事件簿を一挙公開! クイーン大絶賛 の倒叙ミステリ短篇集(裏表紙)

シリーズをちょっと買ってみたんだけ どまだ読んでない。タイプライターとか化粧ケースがワニ革とかってってまぁ時代を感じるけど、概ね気にせず読める。


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2004/09/23更新