マーク・トウェイン短編集 a collection of short stories No.189
収録作品 私の懐中時計 私が農業新聞をどんなふうに編集したか 百万ポンド紙幣 噂になったキャラベラス郡の跳ぶ蛙 エスキモー娘のロマンス 実話 ハドリバーグの町を腐敗させた男
「百万ポンド紙幣」で、主人公が手をひいた仕事を敢行して、失敗した男の名前が「ヘースチング」。アメリカ人だけど。まさか、ちょ っと間抜けでいい奴の代名詞なのか?そんなわけじゃないとは思うけど。「噂になったキャラベラス郡の跳ぶ蛙」出世作らしいんだけど、 この短編集の中では、自分の中では最低評価。風刺とかがわかんなくて、理解できないだけかもしれないけど。「私の懐中時計」「私が農 業新聞をどんなふうに編集したか」「百万ポンド紙幣」は好きなタイプの話。「ハドリバークの町を腐敗させた男」は面白いけど、短編だ と思って読み始めると、冗長。「エスキモー娘のロマンス」の裁判は、煮え湯に手を突っ込むのと同じだね。何処の国でも昔、考えられた んだろうか?どっちにしても、破滅に追い込む裁判。(02/02/10)
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Mark Twain マーク・トウェイン
新潮文庫(新潮社) 文庫 昭和36年1月31日発行・平成4年2月15日50刷 320円 訳 古沢安二郎 カバー 麹谷宏 あ とがき 古沢安二郎
いきのいい諧謔と猛烈な風刺の底に、洋々たるミシシッピーの流れが象徴する自然の賛歌が高らかに奏でられている一代の冒険児マーク ・トウェインの代表的な短編を網羅する。出世作『噂になったキャラベラス郡の跳ぶ蛙』、英国社会を若々しい笑いのうちに風刺した『百 万ポンド紙幣』、誘惑の前に脆くも崩れ去る偽善的美徳を呪詛する『ハドリバークの町を腐敗させた男』など7編を収録。(裏表紙 )
bk1は表紙画像なし。著者のでっか
い顔写真です。
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2004/09/23更新