ifの迷宮 The Labyrinth of "if" No.632
知ってるとありうるということを前提に読んでしまうトリック?なので、動機とかのほうに主眼を置いて読んでみました。ほうほう。そ ういうこともあるか。と。解決編というか、犯人指摘後にも、けっこう長さを費やしている。ラスト近くの主人公の決断が事件を通しても たらされた、ということだろうか。うーん。難しい問題だよ。(03/09/01)
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柄刀 一
長編推理小説 光文社文庫 つ 12−3(光文社) 文庫 2003年4月20日初版1刷・2003年4月30日2刷 819円 カバーデザイン 盛川和洋(櫻舎) 解説 宮部みゆき カバー印刷 慶昌堂印刷 2002年光文社よりカッパノベルス版で刊行(bk1 amazon)
とっくに死んだはずの人物の遺伝子が、殺人事件現場から発見されたら!? 遺伝子治療や体細胞移植を手がける最先端医療企業SOM ON(ソーモン)グループ。その中枢(ちゅうすう)を 担(にな)う宗門家(そうもんけ)で、顔と手足を焼かれた 女性の死体が発見された。現場のDNA鑑定が示したのは、死者の甦(よみがえ)り≠ニいう 肯(うなず)きがたい事実だった――。 読者を謎の迷宮に誘(いざ な)う本格推理の真骨頂! 解説・宮部みゆき(裏表紙)
うー。テーマが重い。刑事たちが謎へ
謎へはまり込んでいく様子なんかはうまいなぁと思った。遺伝子企業と妊娠中の刑事。くらっとくる組み合わせ。なんだか、あってはいけ
ないもののような、そうでないような。
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2004/09/23更新