蝉の羽 薬屋探偵妖綺談 No.717

シリーズを一応順番に読んでいたものの、2冊ほどすっとばした。見当たらないんだもん。したら、この1冊は、7冊目までに登場して いた主人公3人組以外の常連脇役がすっぽり抜けてたので、単発で楽しめた。はい。どっちかというと、リベザルくんが成長しようとしま いとどーでもいいので、1作読みきり物で性格を固定してくれた方が好き。刑事コロンボもあのイヤミな性格は嫌いだけど、お約束な展開 がみたくて見てる。ので。今回はかなり探偵モノっぽいと思う。でも、かなり過去の作品のことを忘れてるので…。あまり比べられない 。(04/02/04)

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高里 椎奈  1976年12月27日生 A型。好茶家。近 頃になって漸(ようや)く『多趣味は無趣味』の本当の意味が理解できた気がするも、治すまでには 至らず。散漫ながら切り替えの速い集中力だけが取り柄であり特技。

講談社ノベルス タT−12(講談社) 新書 2003年8月5日第1刷 820円 ブックデザイン 熊谷博人 カバーデザイン  斉藤昭(Veia)

不意に気付くと傍(そば)にあるもので、見た事のない世界を作るもので、思いもよらない真実 を描き出す、身体の一部にありながら、自分では自由に動かせないもの。人の目は、心に似ていました。 ――高里椎奈(見返し)

薬屋さんシリーズ最新作! 寂(さび)れた山村で連続する不可解な死。共通するのは、遺体か ら生えた枝!(巻末の最新刊案内)

植物に取り憑(つ)かれたかのような、不可解な姿を晒(さら )す遺体。寂(さび)れた山村で連続して起こる事件の真犯人は? 妖(あやかし)の仕業(しわざ)か、まやかしか。真相を突きとめるべく依頼を受 けた、秋(あき)、座木(くらき)、リベザルの薬屋三人組 が現地で見たものは!? 人は容易(たやす)く孤独に馴れる。しかし楽園は、想像力の数だけある 。シリーズ、節目の第10弾!!(裏表紙)

「しかし楽園は、想像力の数だけある 。」の「しかし」はどこにかかるんだろう。謎。「天国の面積は人生を検索するスペース」by桑田圭介。(だったかな)Amazonは 表紙画像なし。でもって、レビューが「リザベル」になってる。うん。気持ちはわかる。(確認したら直ってました。カタログ修正メール 、Amazonさん、ちゃんと読んでくれるんだねぇ)


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2004/09/23更新