金糸雀カナリアが啼く夜 薬屋探偵妖綺談 No.601

そうか。リベザルくん成長物語だけでなく、高遠親子の確執雪解け物語も横で綴ってたのか。今回は、座木さんメイン。(だと思う)現 在の事件と過去の事件がつながるってほどでもないけど、ヒトからみれば、時を超えて存在しているという設定の彼らのコト。こんな事件 があってもよいでしょう。うん。(03/07/26)

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高里 椎奈  1976年12月27日生まれ。A型。芝工機 械科卒。性格はピンポン球に似ていて、叩かれるとすぐヘコむが、温められると瞬く間に復活する。単純。多分、カラーボール。著書に『 銀の檻を溶かして』(第11回メフィスト賞受賞作)、『黄色い目をした猫の幸せ』『悪魔と詐欺師』がある。

講談社ノベルス タT−04(講談社) 新書 2000年5月5日第1刷 780円 ブックデザイン 熊谷博人 カバーデザイン  斉藤昭(Veia)

著者のことば 『永遠』『不変』『完全』とはどんなものか、知っていますか? 一見難しくて奥が深くて途方もない夢のようですが、 実は誰もが知っていて、なろうと思えば誰もがなれるのです。全ては自分の心一つ。でも、なりたいとは思わない。だって退屈でしょう?  けれど、これも私の心一つ……。 あなたの金糸雀(カナリア)は啼きますか?(見返し)

ミステリー・フロンティア おなじみ薬屋三人組。今回の請負仕事は大変だ…!? シリーズ第四弾!!(巻末の最新刊案内)

大音響を轟かせ、きらめきとともに落下した巨大なシャンデリアは、二人の人間を押しつぶした。だが、事はそれだけではすまなかった 。空っぽになってしまった高い天井――そこに、奇怪なものが吊られていたのだ。だぶだぶの服をつけ、真っ白な化粧をした道化師の死体 が…。おなじみ薬屋三人組、今回の請負仕事は大変だ!?(裏表紙)

不変と普遍ってなんとなく似てるよね 、意味も。ちょっと、リベザル成長物語から離れたかと思ったら、高遠親子確執物語が待ってました。やめようよ。まぁ、隠し味程度には あってもいいんだけどさ。


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2004/09/23更新