悪魔と詐欺師 薬屋探偵妖綺談 No.594

そーか。事件に共通点があったのか。って、裏表紙に書いてあるよ。前作などで謎だったことも解かれたりして、え?シリーズ最終話? ??ってわけでもないらしい。師匠は全てを知っている。(03/07/15)

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高里 椎奈  1976年12月27日生まれ。A型。茨城県 出身。芝工機械科卒。寒くなると気力体力の持続時間が鰻登りに上がる、冬期活動型生物である。著書に『銀の檻を溶かして』(第11回 メフィスト賞受賞作)、『黄色い目をした猫の幸せ』『悪魔と詐欺師』『金糸雀が啼く夜』がある。

講談社ノベルス 新書 タT−03(講談社) 1999年12月5日第1刷・2000年10月25日第4刷 800円 ブックデザ イン 熊谷博人 カバーデザイン 斉藤昭(Veia)

著者のことば あなたの世界を壊して下さい。忘れて下さい。考えない事、それが真相へ辿りつく一番の近道です。(見返し)

すべて解決したはずの事件には、「なにか」の意志が働いていたというのか――? おなじみ薬屋3人組の第3弾!!(巻末の著者著作案内)

「当ててごらん。これらの事件には、共通点がある」 喫茶室で毒死した男。マンションから飛び下りた会社員。プログラマーは列車事 故で死に、書店員の娘は手首を切った。だが、それらはすべて解決したはずの事件だったのだ。そこに「なにか」の意志が働いていたとい うのか――?おなじみ薬屋三人組、東奔西走す!!(裏表紙)

っちょっとシリーズがコワイ方向へ行 きそうでなんだか。ところで、妖怪登場。って、ずっと登場してるけど、本作では、薬屋ではなく、相談所?の方に妖怪の依頼人が来る。 いやいや。結構好きよ。そういう話。もっと妖怪出てきてもいいと思う。セッカク?だから。あまり、リベザル君の成長物語的になるより 、どたばたして欲しい。


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2004/09/23更新