銀の檻を溶かして 薬屋探偵妖綺談 No.592
久しぶりに信号読みしてしまった。歩き読みも。第2作を途中まで読んでから、第1作も借りていることに気づいて、途中で放り出して こっちを読んだ。いやぁ。リザベルって、ゆー、オンナノコだと思ってた。途中まで。リベザル。かぁ。さる。いや、妖怪ってゆー設定だ けど。ところで、表紙がベム・ベラ・ベロみたい。今の子供たちは知っているのだろうか…。(03/07/14)
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高里 椎奈 1976年12月27日生まれ。A型。茨城県 出身。芝浦工業大学機械工学科卒業。紙と鉛筆、Mac、紅茶のどれか一つ欠けても禁断症状に陥るオーヴァドース。 著書に『銀の檻を 溶かして』(第11回メフィスト賞受賞作)、『黄色い目をした猫の幸せ』『悪魔と詐欺師』『金糸雀が啼く夜』がある。
講談社ノベルス タT−01(講談社) 新書 1999年3月5日第1刷・2000年8月8日第6刷 800円 ブックデザイン 熊谷博人 カバーデザイン 斉藤昭(Veia) 解説「本格ミステリとヤングアダルトのアルペジオ」 大森望
著者のことば 妖怪、推理、探偵、人間、時間、そして薬屋さん。好きなものがたくさん詰まったこの詰まったこの世界は、虚像と事実 のパーライトです。本文中に引用されたカナダの詩人のあの本は、どこの本屋さんにも売っていない紛い物です。でも、子供のノートや、 連日続く夜中のノックは、身近な所で起きた実話に基づいています。薬屋さんは……どうでしょう? もしかしたら、何処(どこ)かにあるかもしれません。(見返し)
優しげな青年と、澄んだ美貌の少年と、元気な男の子の3人が営む『深山木(ふかやまぎ)薬店 』は、極めて特殊な「探偵事務所」で……。(巻末の著者著作案内)
とある街の一角に、その店は存在する。燻べたような色の木の床、木の壁、木の天井。まるでそこだけ時に取り残されたかのような―― その店。蒼然たる看板に大書きされた屋号は、『深山木(ふかやまぎ)薬店』。優しげな青年と、澄 んだ美貌の少年と、元気な男の子の三人が営む薬種店は、だが、極めて特殊な「探偵事務所」で…!? メフィスト章受賞作!!(裏表紙 )
ファンタスティックな「雪の妖精」か
ら事件は幕を開ける。妖怪だしな〜。大丈夫かいな。と思いながら読むと、意外にも妖怪パワー?が発揮されるシーンより、人間の捜査に
似てる。外観が中身を裏切るのは妖怪的なのか?よくわからんが。ベム・ベラ・ベロでしょ?高遠刑事がいい味。
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2004/09/23更新