八月の博物館 Le Musee d'Aout No.464
一応、学芸員資格をもっているので、ツボに入るところが多かった。すっかり忘れていた博物館の歴史も思い出した。「A Whole New World」も。「はてしない物語」も。世界はつながってる。多分。(03/01/22)
探偵とスパイからちょっと離れて。(読書日誌461−470へのコメント)
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瀬名 秀明 1968年静岡県生まれ。仙台市在住。95年 、『パラサイト・イヴ』で第二回日本ホラー小説大賞受賞。96年、東北大学大学院薬学研究科(博士課程)修了。98年、『BRAIN VALLEY』(上・下)で第19回日本SF大賞受賞、その他の作品に「Gene」(アンソロジー『ゆがんだ闇』所収、角川ホラー 文庫)、『「神」にせまるサイエンス―BRAIN VALLEY 研究序説―』(監修・共著)、『岩波高校生セミナー8小説と科学』 などがある。
角川書店 単行本 2000年10月30日初版 1,600円 装画・挿画 影山徹 装丁 角川書店装丁室 2003年6月角川文 庫(bk1 amazon)刊行
あの夏、 扉の向こうには、 無限の「物語」が広がっていた。 作家・瀬名秀明のみが達しえた エンターテインメント文学 最高の 到達点! 小説の意味を問い続ける作家、小学校最後の夏休みを駆け抜ける少年、エジプトに魅せられた19世紀の考古学者。3つの物語 が融合し、かつて誰も経験したことのない<感動>のエンディングへと到る圧巻の1000枚(帯)
人はなぜ「物語」に感動するのだろう。 20年前の夏の午後、終業式の帰りにふと足を踏み入れた古ぼけた洋館。そこで出会った不思 議な少女・美宇みう。黒猫、博識の英国人紳士。“ミュージアムのミュージアム”であるというその奇妙な洋館の 扉から、トオルは時空を超えて、“物語”の謎をひもとく壮大な冒険へと走り出した――。 20世紀の悼尾(とうび)をかざり、エンターテインメントの新世紀到来を高らかに告げる長編書下ろし!(帯 )
美宇は##猫
の鳴き声じゃなくて、ミュージアムのミュー。か?##と、読み終わって次の日思いついた。どっちなのかはわからない。コリアン
ダー氏の名前が思いがけず出てきたが、“無限の「物語」”を語ろうと思ったら、やはり、出なくてはいけない名前か?作中、登場人物が
アラジンのテーマに想いを馳せているとき、「そーそー。そーゆー仕事がしたかったんだよぉ。」と、思いながらだーだーと泣けた。5月
病?
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2005/02/27更新