ミス・メルヴィルの後悔 Miss Melville Regrets No.914

解説を読んだら、続刊が翻訳されているようなので、おもしろかったら、すぐ続きが買えると思って買ってみました。文庫版はまだ出始 めたばかり見たいですね。気長に待ちます。さて、ミス・メルヴィル、もともとはお嬢様だったようですが、いかにして殺し屋になるのか 。また、彼女は殺し屋としでだけでなく、パーティもぐりの腕がすごい。深刻な話のはずなのに、彼女のパーティもぐり仲間が出てくると とたんにコミカルに。さて、話の落ち着き先はどこでしょうか。(05/02/13)

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Evelyn E. Smith イーヴリン・E・スミス  1927年ニ ューヨーク生まれ。クーパー・ユニオンと美術学生連盟で学び、美術に造詣が深い。雑誌の編集長、クロスワード・パズルの出題者として 活躍した。1950年代から雑誌にSFの短篇を発表しはじめ、デルフィン・C・ライアンズ名義のものも含めて多くの長篇がある。19 86年に初めてのミステリである本書を発表し好評を博した。

ハヤカワ文庫 HM 300−1、HM ス 15 1(早川書房)5559 文庫 2005年1月10日印刷・2005年1月15 日発行 本体860円+税 訳 長野きよみ カバーイラスト さべあのま カバーデザイン ハヤカワ・デザイン 献辞 エドガー・I ・ゴットホールドへ 1989年3月にミステリアス・プレス文庫(bk1 amazon)で刊行 1986

ごめんあそばせ。悪い人には死んでもらいますわ。 お嬢さま育ちの殺し屋が繰りひろげる、痛快な活躍(帯表側)

●上流の家庭で育った富豪の一人娘が殺し屋になったら? こんな奇抜な設定で描かれたのが、本書『ミス・メルヴィルの後悔』です。 育ちがいいので上品で礼儀正しく、言葉づかいもていねいですが、銃の腕前はピカイチ。殺し屋といっても世のためにならないような悪人 の場合しか引き受けません。こんなミス・メルヴィルの魅力溢れる活躍をどうぞお楽しみください。(帯裏側)

名家の生まれだが貧乏暮らしのミス・メルヴィルは突然、収入源である美術教師の職を失ってしまった。パーティにもぐりこんで食費を 節約してはいるものの、生活は苦しくなるばかり、ついに彼女は自殺を決意した。ところが、ひょんなことから射撃の腕を見込まれて、フ リーの殺し屋として働くことに……お嬢さま育ちのオールド・ミスが繰りひろげる痛快な活躍。ニューヨークを舞台に、軽妙なタッチで描 く第1弾。(裏表紙)

このラストで続きが出るのは何故だろ う。まぁ、楽しみです。


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2005/03/27更新